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冬音

Author:冬音
北海道でドール撮影をしています。
北海道は季節感が本州と多少異なりますが、それも個性ということで。
北海道地図があると、より楽しめるかと思います。

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お花見は廃線のあとで (相生線・旭通仮乗降場)

Category : 北海道の鉄道
旭通仮乗降場03
あい:北海道にもようやく遅い春がやってきました。
(撮影日:5月)

旭通仮乗降場01
今年のGWはドライブで津別町の道の駅あいおいまで行ってきました。
片道3時間半かけて、私が行きたい(撮影したい)場所をあい様と共に回って来ました。
今回は、道中気になって寄り道した美幌町にあるせせらぎ公園からお届けいたします。

旭通仮乗降場02
上を通っている道は網走と美幌と根室を結ぶ国道243号線です。 美幌峠は国道243号沿いにあります。
そして「旭跨線橋」
この橋の下を相生線が走っていました。 写真は美幌側から津別・北見相生方面に向かって。
1985年の廃線から32年経っても「跨線橋」の名前が残っているのは、ドライバーに相生線のかすかな記憶を思い出させてくれる・・・といいな。

旭通仮乗降場04
タイトルにある通り、このあたりにかつて相生線の旭通仮乗降場がありました。
1955(昭和30)年に開設、30年後の1985年に路線ごと廃駅になりました。
由来は、近くを通る旭通りから。
住宅街にある板張りホームにとても簡易的な駅名標。 相生線では豊幌・大昭・開拓仮乗降場も同様の形式でした。

旭通仮乗降場06
かつての光景。(上美幌←旭通)

旭通仮乗降場05
遊歩道に残る川の流れに沿った緩やかなS字カーブは、線路があった当時のまま。

追記にも、お花見散歩の記事が続きます。
追記を読むからどうぞ。

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老いさる街、老いざる駅 (宗谷本線・雄信内駅)

Category : 北海道の鉄道
雄信内駅01
糠南・問寒別・安牛・南幌延と紹介してきた宗谷本線の幌延町内の駅紹介も5駅目になります。

今回取り上げる駅は糠南と安牛の間にある雄信内駅です。

雄信内駅06
雄信内はおのっぷないと読みます。
ぬかなんの所にシールが貼ってあるのは2001年まで「上雄信内駅」があった名残です。

雄信内駅37
れんげ:難しい読み方だね。 
難読な駅名が多い北海道でもなかなかの難読駅名です。
掛澗・安足間・晩生内・大楽毛・北一已。これらは全てJR北海道の駅名です。
答えはこの記事の最後に書いておきます。


雄信内駅02
大正時代に建てられた駅舎がほぼそのまま残っていることもあり人気は高い雄信内駅。
天塩中川~幌延間で唯一列車交換が可能な駅でもあります。
なので、冬季は保線要員が常駐している、人がいる駅です。
(撮影日:12月)

雄信内駅04
(駅舎にinしてある除雪機)
こうした列車交換駅は冬は人が常駐する前提なので、貨車駅舎にはならず古い駅舎がそのまま使われているというケースの一例です。
私にとっては古い駅舎が現役で使われていることは嬉しいことです。
もちろん老朽化が進んでいるのであちこち板や柱を交換したり補修の跡が見られます。

雄信内駅05
千咲:この駅を目的に訪問する人がいるのが納得できるわ。

追記にも写真が続きます。
続きを読むからどうぞ。

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君の名は (石北本線・美幌駅)

Category : 北海道の鉄道
美幌駅01
旭川から特急オホーツク(左)に乗ること3時間20分。

美幌駅02
あい:やっと着いたわね~ 遠いわあ。

美幌駅03
今回は石北本線・美幌(びほろ)駅からの旅です。
美幌町は、今年開基130年を迎えます。
町の中心駅である美幌駅は、1985(昭和60)年に改築された駅舎です。
(撮影日・4月)

美幌駅04
美幌駅は2012(平成24)年に開駅100年を迎えました。
美幌の由来はアイヌ語「ピ・ポロ(水が多く・大いなる所)」です。
昔はちゃんと、BIHORO STATIONと付いていたのでしょう。
100thの下の2つの川を表したラインも消えていました。

美幌駅05
美幌が栄えたのは、4つの国道と6つの道道、そして美幌バイパスがある交通の要衝というところが大きいです。
隣の大空町にある女満別空港からも近い場所にあります。
右下の道道249号/福住女満別線の町の境界に、「美女(びじょ)橋/22m」(幌+満別)があります。
美幌バイパスにも、「美女(みめ)橋」があります。 
なかなか珍しい橋の名前ではないでしょうか。
しかし、女満別町と東藻琴村が合併し大空町となった今、由来が分かりにくくなりました。


美幌駅06
道東の交通の要衝にある、美幌駅は昨年5月に無人駅(簡易委託駅)になってしまいました。。。

美幌駅15
美幌まで行った目的は、美幌博物館で開催されている特別展示「相生線でGO!」を見るためです。
相生(あいおい)線は、1985(昭和60)年に廃止になった美幌~北見相生(津別町)を結ぶ路線でした。
美幌開拓130年のうちのおよそ半分。約60年を彩ってきた相生線。 気になりませんか。

追記にも美幌駅のことなどを記していきます。
続きを読むからどうぞ。

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鉄路は血管である (石北本線・金華信号場)

Category : 北海道の鉄道
金華信号場12
瑞季:1年前までここは駅だったのね・・・ でも車が停まってるね。

金華信号場06
今回は、北見市留辺蘂(るべしべ)地区(旧・留辺蘂町)にある石北本線・金華(かねはな)信号場の記事です。

金華信号場04
2016年3月までは、「金華駅」として営業していました。

金華信号場01
駅としては廃止されましたが、列車交換のできる信号場としては活躍しています。
写真は、特急列車「大雪」2号と列車交換した遠軽発網走行き普通列車。
実際は上川駅を6時11分に発車して、遠軽駅で50分停車した後網走行きに変わります。

金華駅の開業は大正3年、「奔無加(ぽんむか)」駅として。
意味は、アイヌ語「ポン・ムカ」。子である・ムカ川。もしくは小さく・よく塞がり詰まる川。
昭和26年に「金華」駅に改称されました。
意味は、この地区に住友鴻之舞(こうのまい)鉱山・奔無加支山があったことから。
山には金脈があることから「」、奔無加の「加」を「」に換えて「金華」になりました。

金華信号場08
金華信号場09
金華信号場前の風景。 かなり寂れています。

金華信号場05
金華信号場07
駅舎は、昭和9(1934)年に建てられてから廃駅になるまで現役でした。
現在も、信号場として保線管理要員の休憩所として利用されています。
なので、冬期間は人はいます。

金華信号場02
ですから、彼らの邪魔にならないようひっそり、静かに撮影しました。

金華信号場03
駅が廃止され駅名板などが撤去された中、これだけは残されました。
常紋(じょうもん)トンネルと、タコ部屋労働。 それは北海道の鉄道史とは切っても切れないものです。
今回は、心臓に悪い、読んでいて辛くなる話が続くので歴史面については追記に記していきます。
文章ばかりですが、それが100年前の北海道の現実でした。

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右肩上がりのダンディズム (宗谷本線・南幌延駅)

Category : 北海道の鉄道
南幌延駅01
白雪は地面と垂直です。 駅名標が傾いているのです。

南幌延駅02
それが宗谷本線・南幌延駅です。
電柱や後ろの道路と比較するとその傾き具合がよく分かります。
ずっと見ていると平衡感覚がおかしくなりそうです。

この駅名標をあしらった幌延町公認グッズの携帯クリーナーのキャッチコピーが今回のタイトルです。
駅の周りには牧場が2,3軒あるだけの、当然無人駅です。

南幌延駅は昨年の8月下旬、JR側が廃止を通達しましたが幌延町で駅の維持管理費を負担することで今年度の存続が決定しました。


南幌延駅03
駅のホーム。
こうして見るといかにも「仮乗降場」のように思えますが、そうではなく1959(昭和34)年の開業時からの旅客駅です。
維持費は年間52万1000円となっております。 ホームの除雪委託費が主な要因です。

宗谷本線に乗ると、旭川市を出て最初の駅、南比布駅(比布町)から板張りホームが始まります。
(駅はありませんが実は当麻町も少しだけ通過しています)
そして10駅近く(北比布・東六線・北剣淵・瑞穂・日進・北星・南美深・初野・天塩川温泉・糠南)の板張りホーム駅を通過していくのです。
南幌延駅が現在、日本最北の「板張りホーム」の駅です。

南幌延駅05
12月末の天塩川 (糠南~雄信内)

南幌延駅04
4月上旬の天塩川 (糠南~雄信内)
ほぼ同じ所からの車窓の風景です。
北海道にも、ようやく春が訪れつつあります。

追記にも、駅のみどころやドール写真が続きます。
続きを読むからどうぞ。

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