FC2ブログ

FC2カウンター

プロフィール

冬音

Author:冬音
北海道でドール撮影をしています。
北海道は季節感が本州と多少異なりますが、それも個性ということで。
北海道地図があると、より楽しめるかと思います。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

最新トラックバック

ランキング参加中(*^_^*)

是非1日1クリックお願いします。

日高見道への誘い

Category : 北海道の鉄道
[起点・苫小牧駅]

日高線概要01
日高線概要08
今回は、JR北海道・日高本線の旅(ダイジェスト版)です。

日高本線は、苫小牧市の苫小牧駅から様似町の様似駅までの146.5kmを結ぶ路線。
全線開業は1933年。 沿線には29の旅客駅があり、苫小牧・厚真・むかわ・日高・新冠・新ひだか・浦河・様似と8つの市町を辿って行きます。
「日高」の由来は、アイヌ語ではなく、日本書紀に「東の夷の中に日高見国(ひたかみのくに)あり。 是を総べて蝦夷と曰ふ」という文章があり、北海道の名付け親、松浦武四郎がこの日高見国に当地をあてて「日高」と上申したことによる。

北海道命名の地01
松浦のお気に入りだったと思われ、一番最初に提示した日高見道。
もしかしたら、北海道は日高見道になっていたかもしれません。

日高線概要04
日高線概要05
日高線概要06
それはさておき、日高本線は海岸線とサラブレッドを眺めながらのローカル線の旅情あふれる路線。
札幌駅からでも「一日散歩きっぷ(2200円)」で行けるお手軽な路線です。
ちなみに苫小牧から様似まで片道3240円かかるのでフリータイプの乗車券があると便利なのかなと思います。

日高線概要02
車両は日高本線向けのカラーリング。
海の青、牧場の緑、沿線の静内二十間桜並木のピンク。そしてサラブレッドがあしらわれています。

日高線概要03
では、はじまりです。

追記に続きます。
続きを読むからどうぞ。


[列車の終着・鵡川]

日高線概要09
列車は、勇払・浜厚真・浜田浦と進み30分。 30.5kmの鵡川(むかわ)駅に8:27到着。

日高線概要10
今、日高本線で列車が走っているのはこの鵡川駅まで。

日高線概要07
2015年1月に起きた線路被害により、この先はもう3年以上も列車が走っていません。

日高線概要11
ここから先の116kmは、JR列車代行バス(観光バス型)に乗り換えて先に進みます。
日高本線の3/4は現状バスの旅となります。

日高線概要12
ミカヅキ:ここからはローカル路線バスの旅・・・ みたいなものね。
8:35に鵡川駅を出発します。



[列車代行バスの車窓等①]

日高線概要13
日高線概要14
橋が高波によって流された慶能舞(けのまい)川橋りょう(豊郷駅~清畠駅)。
あるはずのものがそこに無い。 鉄路が分断されている現場の側を通過していきます。
日高本線がいかに海に近い場所を走っていたか。 この国道の橋も平成15年に1度落ちました。

日高線概要15
厚賀駅~大狩部駅間。 路盤はもはや無く宙に浮いた線路があった。
これが日高本線の今であり、簡易的な復旧にも26億円かかる試算があり復旧は難しいというのが現状。

日高線概要16
節婦駅~新冠駅間。
苫小牧からJR日高本線とほぼ並行する日高自動車道の建設は順調で現在は60km地点の日高厚賀ICまで開通しています。
沼ノ端東ICから日高厚賀ICまでは通行料金が無料。
この橋脚の上に道路(日高厚賀IC~新冠IC/仮称/)が作られる予定となっており、地域交通の意義を考えさせされます。





[静内駅で乗り換え]

日高線概要17
鵡川を8:35に発車した代行バスは、10:23に静内(しずない)駅に到着します。
苫小牧駅からここまで81.2km。 日高本線の沿線の駅では一番大きな駅です。

日高線概要18
列車は来ないですが、みどりの窓口がありJRの切符や入場券を購入することができます。
日高本線は29駅ありますが、職員配置駅は苫小牧・静内・浦河の3駅のみ。

日高線概要20
静内から先に行くには、ここで様似行きの列車代行バス(路線バス型)を乗り換える形となります。
10:33発の様似行き。 様似到着は12:25です。

日高線概要19
美月:まだ110分もバスに乗るの!?
代行バスの旅はあと64.5km続きます。






[列車代行バスの車窓等②]

日高線概要21
静内から先は、国道から内陸部に数km外れる駅もありますが、そうした駅にも大半はきちんと寄り、停車していきます。
(蓬栄駅停車中)


日高線概要22
バスの車窓からも牧場のサラブレッドも、見ることができます。
(本桐駅~荻伏駅)

日高線概要33
(西様似駅)
列車が来なくなって3年以上が経ちますが、プラットホームが草生していることはありません。少なくとも人が歩けるくらいには。
JRや地域住民による掃除や除草等の手が入っているということであり、まだ「現役」の駅であるのです。
ただ列車だけが来ない・・・ それが日高線。


[日高本線終着駅・様似]

日高線概要24
日高線概要23
ここが終着の様似駅。 苫小牧駅を7:57に発車して12:25に到着する4時間半の旅(片道)。


日高線概要26
様似から国鉄バス(現・JR北海道バス)でえりも岬を経由し、国鉄広尾線へ。そこから幸福駅を見ながら帯広へ向かうルートは、一時期すごく流行りました。

日高線概要25
ミカヅキ:北の街ではもう 悲しみを暖炉で~
美月:襟裳の春は~ 何も無い春です~
あの歌の大ヒットが、襟裳の知名度を大きく上げたと思います。



[えりも]

日高線概要27
日高線概要28
えりも岬の先端部に位置する、襟裳岬風の館。
様似駅からさらに30km以上先にあり、バスで1時間かかります。
ここには去年、入場券を収集するために訪れました。


日高線概要29
館から見る襟裳岬。





日高線概要30
これは、襟裳岬風の館で配布していた「nittan入場券」
JR北海道のわがまちご当地入場券によく似たデザインですが、これは、nittan(日高/ひだか/+胆振/いぶり/=日胆)地域18市町のうち、JRの駅が立地していない壮瞥町・平取町・えりも町用に作成したレプリカ(限定500枚)。
えりも町では、風の館の入館者に1部ずつ配布しておりました。 (※現在は配布終了しております)

えりも駅は実在しており、国鉄は苫小牧~様似駅と広尾~帯広駅を結ぶ鉄道路線「日勝線」を計画していましたが険しい難所続きで実現できず。
黄金道路と呼ばれる、黄金を敷き詰めるくらい費用がかかった国道に国鉄バスを走らせ、国鉄駅と同等の業務機能を持たせた自動車駅。それがえりも駅でした。
今は無人化し、えりも駅と書かれたバス待合室があるだけですが。


日高線概要31
裏面は襟裳岬。
nittan入場券の裏面は18枚全て同じ作家が描いたものとなっており集める楽しみがありました。

えりもが、ご当地入場券収集でいっちば~ん! 苦労した場所かもしれません。
奥津軽いまべつ(青森県)や根室、稚内も大概遠いですが、日帰りほぼ不可能なのがえりも岬。
しかも500枚限定、増刷なしなので急いで入手する必要があり大変でした。。。

札幌から行くとしたら、平日限定ですが、
札幌7:00発特急スーパーおおぞら1号で帯広下車(9:28着)。
バスターミナルで広尾行十勝バスに乗り換え(9:35発11:57着)。
広尾からえりも岬経由様似行きJR北海道バス(12:30発13:27着/平日のみ運行)。
えりも岬から広尾行きのJR北海道バス(14:54発15:50着)
広尾から帯広行き十勝バス(16:22発18:45着)
帯広19:22発特急スーパーとかち10号で札幌へ。札幌到着は22:15。
札幌発では日高本線経由ではどうしても日帰り不可能です。

いかにえりも岬が遠いところということが、伝わるでしょうか。
この行程で入手できる入場券は札幌・帯広・えりもの3枚だけです。

日高線概要32
日高本線の全駅一覧。
今月は列車代行バスと路線バスだけで日高本線全駅訪問+ドール撮影という計画を作り、遂行してきました。
公共交通手段だけだと、29駅ですが4泊5日くらい見積もっておくと良いでしょう。 それだけダイヤも厳しいですし朝も早いです。
例えば様似から苫小牧まで帰るなら、様似駅15:50発(苫小牧20:24着)が最終バスです。 これを逃すと帰ることができなくなってしまいます。
レンタカーなら1泊2日もあれば終わることですが・・・

最後まで読んで頂きありがとうございます。
スポンサーサイト

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
非公開コメント