FC2ブログ

FC2カウンター

プロフィール

冬音

Author:冬音
北海道でドール撮影をしています。
北海道は季節感が本州と多少異なりますが、それも個性ということで。
北海道地図があると、より楽しめるかと思います。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

最新トラックバック

ランキング参加中(*^_^*)

是非1日1クリックお願いします。

荒野より君に告ぐ (根室本線・尺別駅)

Category : 北海道の鉄道
尺別駅02
あい:この駅のことは、シャクさんへ・・・



yuann02.jpg
以前、あい様と合同撮影を行ったシャクさん(右)に。




尺別駅01
釧路市(旧音別町地区)にある根室本線・尺別駅。
利用者は1日1人以下の駅です。 (訪問:12月)

尺別駅37
来年3月のダイヤ改正でJRとしては隣の直別駅(10人以下)と共に廃止したい意向を釧路市に伝えました。

尺別駅03
あい:な~んにも無い。 まるで荒野か原野の中みたい。

尺別駅04
尺別駅前の風景。

尺別駅05
尺別駅06
雄別炭鉱(尺別炭鉱)が栄えていた頃は、駅から炭鉱までの尺別鉄道が通っており、炭鉱夫やその家族の利用で賑わっていたのですが、炭鉱が閉山したら皆尺別を離れ、町も消え、今では駅近くに住んでいるのはわずか2軒だけ。
(住宅地図参照)

尺別駅08
駅構内の線路が長大なのは、その昔石炭を満載した貨物列車が行き来していた頃の記憶。

尺別駅07
追記にも尺別駅のことが続きます。
今回はちょっと長いです。
続きを読むからどうぞ。



尺別駅09
尺別駅の周りを歩いてみようか。
あい:そうね。 行ってみましょう。


尺別駅10
駅前の郵便ポスト。
今でも1日1回収集しに来ています。

尺別駅11
尺別駅12
尺別駅13
長年の風雪で倒壊した建物。
冬の寒さと相まって、とても心寒いです。

尺別駅14
あい:炭鉱で賑わっていた頃から、原野に還りつつある町。

尺別駅15
あい:駅も消えて、100年前の開拓期の頃に還っていくのでしょうか。




尺別駅17
道道361号「尺別尺別停車場線」
駅前から国道38号に向かって撮っていますが、家一軒もありません。


尺別駅16
尺別駅19
尺別にある映画「ハナミズキ」で使われた「紗枝の家」


尺別駅18
映画では、尺別駅の他に根室本線・白糠駅と西庶路駅が登場しています。



尺別駅20
あい:駅に戻って来ました。

尺別駅21
尺別駅のホーム側。 なかなかいい雰囲気です。

尺別駅22
あい:風が強いから、中に入りましょう。

尺別駅23
尺別駅の待合室。

尺別駅24
時刻表。 列車交換可能な駅なので、上下線ともに同じ時間に発車することがあります。
列車交換可能な駅だから、利用者が少なくなっても存続してこられた。
列車の運行上必要な駅だから、廃止されてこなかったという側面もあります。

尺別駅25
運賃表。
帯広側から、直別→尺別→音別と3駅続く「○別」シリーズも来年には音別だけになってしまいそうです。





尺別駅26
尺別駅27
駅には、尺別鉄道に関する資料が展示されています。

尺別駅28
尺別駅29
尺別駅30
尺別駅31
尺別駅33
かつて尺別には確かに繁栄していた時代があった。
炭鉱があり、生活があり、そして人間の営みがあった。
炭鉱によって集落が拓かれ、炭鉱と共に集落が消える。  
「何もない」ところに誕生した集落は、「何もなくなった」ら消滅してしまう。 
尺別駅は、北海道の炭鉱町の終焉が分かる駅です。

尺別駅32
駅のホームと中央のフェンスの間は、かつて尺別炭鉱から運び出した石炭を貯蔵していたスペースなのです。

尺別駅47
大きな屋根は、それだけ釧路行きの乗客がいたということ。


尺別駅36
あい:駅で地域の歴史を感じてみませんか。




尺別駅45
あい:来年には消えてしまうかもしれない、尺別で。




[夜の尺別駅]
尺別駅38
尺別駅42
尺別駅44
家の灯りは無いけれど、駅は毎日明るく灯っています。

尺別駅43
駅の跨線橋から国道方面。 真っ暗闇です。

尺別駅39
尺別駅40
16:48発釧路行き普通列車。 この列車は特急列車スーパーおおぞら10号との行きあいのため9分停車します。

尺別駅41
釧路エリアで活躍するキハ40 777です。
国鉄色(首都圏色/たらこ色/朱色5号)が懐かしいと思える人は少なくないかもしれませんね。
2010年に縁起の良い(?)777車ということで新たにこの色に塗り直しました。
いつ出会えるかは分からないので、帯広・釧路方面に行った際は注目してみてください。

尺別駅46
今回は尺別駅のお話でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
スポンサーサイト

人々の歩く姿のある街

こんばんは。
朽ち果てて行く街はアメリカの各地にもたくさんありますが、歴史的経過を見ながら、もう一度人々が歩く街の賑わいを見てみたいと思うことが良くあります。
今日の記事は力作ですね!

歴史があるだけに寂しいものがありますね・・

そうそう、来年3月のダイヤ改正でJ直別・尺別の駅の廃駅という
ニュースはネットでも流れていたと思います。
別と名が付く駅が間もなく帯広からの3駅シリーズでは残り一つになってしまうというのも寂しいものはありますね。

駅周辺は確かに「何も無い・・」というか寂寥感に包まれているようにも
感じられますけど、そうした街においても過去においては人の営み・繁栄した街という歴史があったというのは、やはり歴史の重さを感じさせてくれますし、「かつてそうした街が存在していた」という事は後世の人たちに何らかの方法で伝え続ける必要があるのかもしれないですね。

あい様もなんだかいつも以上にお寂しそうにされている様子が
なんとなく伝わってきますね・・

Re: yokoblueplanet様

> こんばんは。
yokoblueplanet様、コメントありがとうございます。

> 朽ち果てて行く街はアメリカの各地にもたくさんありますが、歴史的経過を見ながら、もう一度人々が歩く街の賑わいを見てみたいと思うことが良くあります。
> 今日の記事は力作ですね!
今回は滞在1時間程度なので駅前だけを歩いたのですが、炭鉱の方に向かうと当時の遺構が風化しながらも残っています。
近くに大きい町があればまだ人も残ったのかもしれませんが、なにも無い原野に拓かれた場所なので生活するには厳しかったでしょう。
写真だけでも、この駅のように見ることができれば印象が変わりますよね。 
今回の記事は、だいぶ力を入れて作りました。 尺別に思い入れのある人のために記事を作りました。

Re: ぬくぬく先生様

ぬくぬく先生様、コメントありがとうございます。

> そうそう、来年3月のダイヤ改正でJ直別・尺別の駅の廃駅という
> ニュースはネットでも流れていたと思います。
> 別と名が付く駅が間もなく帯広からの3駅シリーズでは残り一つになってしまうというのも寂しいものはありますね。
北海道だけのローカルな鉄道ニュースかと思っていましたが、ネットニュースにもなっていましたね。
帯広から釧路間には、直別・尺別・音別の他に、帯広近くに稲士別・幕別・利別という区間もありました。
稲士別駅は昨年廃止になってしまいましたが。。。
アイヌ語で川を表す「別」は北海道の地名でとても多く見ることができます。

> 駅周辺は確かに「何も無い・・」というか寂寥感に包まれているようにも
> 感じられますけど、そうした街においても過去においては人の営み・繁栄した街という歴史があったというのは、やはり歴史の重さを感じさせてくれますし、「かつてそうした街が存在していた」という事は後世の人たちに何らかの方法で伝え続ける必要があるのかもしれないですね。
駅の展示は、今では秘境駅と言われる尺別駅で降りた人に、かつての尺別のことを知ってもらうためのものではないかなと思います。
全くの原野に、炭鉱が見つかり人が住み、尺別鉄道(私鉄)も作られ町が作られていき、閉山とともに人が消える。
かつては、尺別駅横の貯炭場から国鉄の貨車に石炭を移し替える作業を数百人が人力で行っていた時代もあります。

> あい様もなんだかいつも以上にお寂しそうにされている様子が
> なんとなく伝わってきますね・・
ここまで寂れた雰囲気の駅は北海道にもなかなか無いです。。。
炭鉱の栄華の歴史を知ったらなおさら・・・ 

No title

おばんどすぅ、冬音の旦那はん。
尺別駅の記事、しっかりと受け取らせていただきました。おおきにぃ。
うちの名前の駅が、とうとう廃駅が決まってしもうたのは寂しゅおすなぁ。

***
初めて見る大きな列車、
石炭を積んだ貨物列車がせわしなく行き交う線路、
父を見送り大きく手を振って、だんだん小さくなる列車、
帰ってくる時間に遠くからライトが見え、だんだん大きくなる列車、
改札を通ると、黒くなった大きな手で頭を撫でてくれる優しい手、
ホームでお弁当を渡す母の笑顔と父の笑顔、
気になる人と同じ時間に乗る朝の列車、
初恋の人と待ち合わせた駅のホーム、
雪の降る外を眺めながら、帰りたくなくて二人で手を暖め合った待合室、
受験で緊張しながら単語帳とにらめっこの車内、
受かったらこんな田舎出て行ってやると決心した駅までの一本道、
久しぶりに戻ってきた故郷の駅が、小さくて古くなった事よりも、
小さくて弱々しくなった両親の姿に、泣きたくなった帰りの切符売り場。
またすぐ帰ってくるからね、とホームで手を振る母に涙をこらえて笑顔をつくる窓ガラス…、

さようなら、尺別駅。いまはもう誰もいない寂しく古くなってしまった小さな駅。けれど、思い出は鮮やかに、まるで昨日のことのように記憶は蘇る。どんな駅にも、生活があり、笑顔があり、汗も涙も、そして愛もたくさんあったことでしょう。
*****

お疲れさんどす、尺別駅。
もうすぐお別れやけど、今またひとつ…うちの心には素敵な新しい思い出ができました。ありがとう、ほんに、おおきに。

尺(シャク)

冬音さんへ!!

こうしてみると北海道は炭鉱とともに発展してきた歴史がありますねー。炭鉱廃止がJR北を直撃し、田舎の鉄路を廃止に追い込みましたね。涙。荒野に悠然と立つ可愛いドールさんも悲しい思いを胸に旅を終えた感じがします。
今日は寒い日です。私も炭鉱には少し関係して来ましたが、そのときは賑やかで朝まで電灯の灯が消えませんでした。☆!

Re: (シャク)ユアン131様

> おばんどすぅ、冬音の旦那はん。
> 尺別駅の記事、しっかりと受け取らせていただきました。おおきにぃ。
> うちの名前の駅が、とうとう廃駅が決まってしもうたのは寂しゅおすなぁ。
まだ正式な廃止決定ではないですが、廃駅の意向はあるという今回のお話でした。
普段よりかなり写真を詰め込んだので見るのも大変だったと思いますが、読んでくれてありがとうございます。


> さようなら、尺別駅。いまはもう誰もいない寂しく古くなってしまった小さな駅。けれど、思い出は鮮やかに、まるで昨日のことのように記憶は蘇る。どんな駅にも、生活があり、笑顔があり、汗も涙も、そして愛もたくさんあったことでしょう。
思い出は、廃駅になっても残っていくでしょう。 駅舎も、信号場として形はそのまま残ると思います。
しかし、誰でも入れる「駅」では無くなるのですよね。
駅は、尺別には間違いなく、5000人を越える方々の生活があったということを思いだせる場所であってほしいです。


> お疲れさんどす、尺別駅。
> もうすぐお別れやけど、今またひとつ…うちの心には素敵な新しい思い出ができました。ありがとう、ほんに、おおきに。
> 尺(シャク)
なかなか遠い場所なので行くことは難しいかもしれませんね。。。
今回はシャクさんのために記事を作らさせてもらいました。

Re: 荒野鷹虎様

荒野鷹虎様、コメントありがとうございます。

> こうしてみると北海道は炭鉱とともに発展してきた歴史がありますねー。炭鉱廃止がJR北を直撃し、田舎の鉄路を廃止に追い込みましたね。涙。荒野に悠然と立つ可愛いドールさんも悲しい思いを胸に旅を終えた感じがします。
国鉄末期に、多くの炭鉱町の路線が廃止されました。
国鉄だけでも歌志内、万字、白糠、、、 上砂川、そして夕張。
尺別は炭鉱の時代を今に残す、訪ねた人に歴史を伝えたい気持ちを 
感じることができました。

> 今日は寒い日です。私も炭鉱には少し関係して来ましたが、そのときは賑やかで朝まで電灯の灯が消えませんでした。☆!
1日2から3交代制で24時間稼働し続けていた北海道の炭鉱。
夕張の石炭資料館や赤平の立坑を見ていくうち、北海道の鉄道史と石炭の関わりを考えていくようになっていきました。 
もっと時間をかけて炭鉱町を見ていきたいというのが今の気持ちなのです。
非公開コメント