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Author:冬音
北海道でドール撮影をしています。
北海道は季節感が本州と多少異なりますが、それも個性ということで。
北海道地図があると、より楽しめるかと思います。

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国鉄渚滑線を辿る旅 (北見滝ノ上~渚滑)

Category : 北海道の鉄道
北見滝ノ上駅02
旅のスタートは終点の北見滝ノ上駅。 ここから渚滑線の起点、渚滑駅へ向かいます。

渚滑線は、
北見滝ノ上-濁川-雄鎮内(仮)-滝ノ下-奥東(仮)-上渚滑-上東(仮)-中渚滑-十六号線(仮)-下渚滑-元西(仮)-渚滑
※(仮)=仮乗降場
という流れ。 今回は終着駅側から辿って行きます。

渚滑川鉄橋01
渚滑川鉄橋02
虹の橋 (北見滝ノ上~濁川)
渚滑川に架かっていた鉄道の橋梁を再活用したものです。


濁川駅01
旧・濁川(にごりかわ)駅
由来はアイヌ語「オ・ヌプキ・オ・プ(川口に濁り水のある所))の意訳。
ここから総延長60km以上もあった渚滑(濁川)森林鉄道が分岐していて、材木輸送の拠点としても栄えていました。

濁川駅08
濁川駅で使われていた貨車を移動させる車両。
材木を積んだ貨車を渚滑線の貨物列車に連結させるのに使用されていたのでしょう。


濁川駅04
瑞季:昔は駅だったという雰囲気が何となく伝わってきます。

濁川駅02
濁川駅03
濁川駅で使用されていたもの。
運賃表の左一列の駅は現在全て廃線になっております。

濁川駅05
ホーム側に立つと、かつて駅だったということがより鮮明になります。

濁川駅06
駅跡はパークゴルフ場として活用されており、駅舎はその物置として利用されております。

濁川駅07
ではどんどん進んでいきましょう。


追記に続きます。
続きを読むからどうぞ。
雄鎮内仮乗降場01
雄鎮内仮乗降場は、板張りホームと簡素な駅名板があっただけの場所。
由来は分かっていませんが地区名は「おちんない」と読みます。 
渚滑線に限らず仮乗降場の面影を探すことはとても難しいです。
それだけに糠南駅や北星駅のような仮乗降場由来の駅は「秘境駅」として人気があるのでしょう。 

滝ノ下駅01
滝ノ下駅02
滝ノ下駅は、近年まで個人所有で駅舎が残っていましたが解体され遺構はありません。
由来は渚滑川の滝の下にあったから。





上渚滑駅01
奥東(仮)を通過し上渚滑駅へ。
由来は渚滑側の上流にあるから。
ここは上渚滑交通公園として整備されました。
現役時代とは、角度が90度変わっているのがちょっと残念です。
(左が渚滑側、右が北見滝ノ上側でした。)
廃線探索家は北見滝ノ上や濁川のような「当時のまま」が好きなのかなと思いますが、鉄道「風」というのもまた地域に鉄道があったことを残す大事な物なのかなと思います。

上渚滑駅02
上渚滑駅04
レールや軌道自転車、踏切警報機が残されています。

上渚滑駅03
上渚滑のあたりだけが大雨で、あそこまで行くのに苦労しました。

上渚滑駅05
瑞季:ふう、急に降ってきたね。

上渚滑駅06
瑞季:さて、次へ行きましょう。


この先、上東(仮)-中渚滑-十六号線(仮)-下渚滑あたりまでめぼしい遺構なありませんでした。

元西仮乗降場01
国道沿いに元西仮乗降場の駅が近い事を示す板が移設されていました。
由来は、明治36年渚滑村の戸長役場が渚滑駅近くにあったが西方の下渚滑へ移転。
元の市街地を元村(もとむら)と言うように。 その元村の西にあったことから。




渚滑小学校03
渚滑小学校01
渚滑駅の手前、渚滑小学校に残されたレールと踏切。

渚滑小学校02
渚滑線は小学校の敷地を横切って走っていました。

渚滑小学校04
錆びた軌道自転車(エンジン付)

渚滑小学校05
神奈:私もいつかは乗せてほしいな。





渚滑駅01
これが旅の終点、渚滑駅だった場所です。
渚滑の由来はアイヌ語「ショ・コツ(滝壺)」
渚滑川にはいたるところに滝があったことから。

渚滑駅02
渚滑駅07
信号機は廃線から30年以上経った今でも「渚滑駅前」のまま。


渚滑駅05
渚滑駅03
渚滑駅04
駅跡には蒸気機関車が設置されていました。

渚滑駅06
瑞季:名寄「本線」も廃線になってしまったのよね。
国鉄時代に決まった「特定地方交通線(=赤字ローカル線)」の中で「本線」が全線廃止になったのは唯一名寄本線だけ。
名寄「本線」、つまり鉄道における「幹線」。 石北本線が全通する前は、札幌から遠軽・北見・網走方面に向かう最短ルートとしてまさに幹線の役割をしていましたが・・・ それはまた別のお話。


渚滑駅08
駅跡は、濁川と同じくパークゴルフ場になっています。

渚滑駅09
左の長い建物が、車両の車庫。

渚滑駅11
渚滑駅13
大正時代に建てられた危険品庫。

渚滑駅10
渚滑駅12
渚滑駅14
ただの倉庫ですが、「渚滑」の名前が残っている貴重な遺構。
車庫と共に、パークゴルフ場の倉庫として使われているのでしょう。



渚滑駅15
瑞季:短いけど楽しい旅でした。

これで渚滑線の紹介を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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面影は伝わってきますね~

埼玉ですとこうしたJRの路線廃止・廃駅というのは珍しいと思われるのですけど、道内のこうした駅だけでなく路線自体の廃止というのは
道内の人口過疎地の衰退という事なのかもしれないですし、
厳しい事情を示唆しているお話といえそうですね。

写真のいたるところから「昔は駅だった・・」という雰囲気が
伝わってきていると思います。
特に、錆びた軌道自転車(エンジン付)の残骸や
駅自体は廃駅になっているのに幹線道路の「駅前」という表示は
大変印象的です。

故人に対しての供養というものは、その人の生前のことを思い出して思いをはせるということなのかもしれないですけど、
冬音様のようにこうした廃止路線・廃駅をドールの皆様たちと廻って
当時の賑わっていたころの駅に思いをはせるというのも
本当に素敵なことだと思いますし、益に宿る魂も冬音さんに対して
「ありがとう・・」といわれているのかもしれないですね。

瑞季さんのメイドさんみたいな和風衣装もいつもとてもかわいいですね~!

No title

こんばんは。

再利用された、虹の橋が綺麗で良いですね。

後、屋根が無い分、痛んでしまうのが、惜しいですが、
北海道デフの9600も良いですね。

こうして、駅舎やホームが残されているのを見ていると、
僕の近場では、旧武田尾駅が、こんな感じで、残されて居たら、
観光資源になったのになって思ってしまいます。

Re: ぬくぬく先生様

ぬくぬく先生様、コメントありがとうございます。

> 埼玉ですとこうしたJRの路線廃止・廃駅というのは珍しいと思われるのですけど、道内のこうした駅だけでなく路線自体の廃止というのは
> 道内の人口過疎地の衰退という事なのかもしれないですし、
> 厳しい事情を示唆しているお話といえそうですね。
埼玉でも私鉄の廃線跡ならありますが、JRは聞かないですね。
国鉄再建法で、当時の北海道の路線の1/3程度が数年で廃線となりました。
廃線から30年以上が経って、渚滑線を伝えるものも少ないですがこうして後世に伝えるものはいくつか残されています。
この広い北海道で、3人に1人が「札幌市民」だという事実が札幌への一極集中、過疎化を物語っていると思います。

> 写真のいたるところから「昔は駅だった・・」という雰囲気が
> 伝わってきていると思います。
> 特に、錆びた軌道自転車(エンジン付)の残骸や
> 駅自体は廃駅になっているのに幹線道路の「駅前」という表示は
> 大変印象的です。
渚滑は機関区もあり、名寄本線の沿線でも大きな意味がある敷地も広い駅でした。
軌道自転車は木古内の道南トロッコ鉄道の車両と同じものですが、朽ちた姿は寂しいですね。


> 故人に対しての供養というものは、その人の生前のことを思い出して思いをはせるということなのかもしれないですけど、
> 冬音様のようにこうした廃止路線・廃駅をドールの皆様たちと廻って
> 当時の賑わっていたころの駅に思いをはせるというのも
> 本当に素敵なことだと思いますし、益に宿る魂も冬音さんに対して
> 「ありがとう・・」といわれているのかもしれないですね。
北海道各地の廃線跡も時々撮りに行っています。
そして北海道って広いということを実感します。
現在北海道で鉄道が通っている市町村が100。 通っていない市町村が79。
この79の市町村のうちの大半が昔、国鉄・私鉄が走っていました。
そうした歴史に埋もれた路線を少しずつ見つけていっています。


> 瑞季さんのメイドさんみたいな和風衣装もいつもとてもかわいいですね~!
何回も着せている衣装なので登場率も高いですかね。
この衣装は誰が着ても似合ってくれそうです。

Re: 鳴らない携帯様

> こんばんは。
鳴らない携帯様、コメントありがとうございます。

> 再利用された、虹の橋が綺麗で良いですね。
なかなか珍しい2階建ての橋。
童話村を推し進めた滝上町のメルヘンティックなイメージ作りの一環です。
滝上町の道の駅もなかなかメルヘンです。 カントリーサインもピコロと芝桜のデザインです。

> 後、屋根が無い分、痛んでしまうのが、惜しいですが、
> 北海道デフの9600も良いですね。
キューロクは地方の貨物を運んでいたローカル線が似合う車両というイメージです。
屋根があると良いんですけどねえ~ 滝上の郷土資料館にもSLが保存されていてそちらは屋内展示と保存状態も良いです。

> こうして、駅舎やホームが残されているのを見ていると、
> 僕の近場では、旧武田尾駅が、こんな感じで、残されて居たら、
> 観光資源になったのになって思ってしまいます。
廃駅の活用方法は、カフェにしたり鉄道資料館にしたりバスターミナルにしたり様々です。
土地があれば北見相生や足寄、陸別(ふるさと銀河線)のように道の駅と併設したりとかできるのでしょうけれどねえ。

北海道で武田尾と似ているのは旭川の旧・神居古潭駅(函館本線旧線)かなと思います。
神居古潭(かむいこたん)駅は旧線をサイクリングロード化して駅舎も旧駅と似たようなものを30年前に新たに建てました。
旭川市指定文化財として大切に保存されています。
しかし旧線は落石や土砂崩れが多くてヒグマも出没するので通行止め区間が多いです。

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ご無沙汰しております

こんばんは。
ご無沙汰しております。

他の廃線・廃駅でも思うことですが、北海道は割と廃駅となった駅の駅舎が残存しているような気がします。
特に、木造駅舎がよく残っていますよね。
下白滝や上越、中越(駅としては廃駅・現信号場)も目的は変わりましたが生き残っていますし・・・。
深名線でも、保存の形態は様々ですが、駅舎が残っている方ですしね・・・。
こちらでは、廃止された路線の駅舎、特に木造駅舎が残っているということはあまりないです。

以前、深名線の廃線探訪(当ブログのカテゴリにある「廃線探訪」から入れます)をしたことがありましたが、他の路線にも行ってみたくなりました。

Re: LM様

> こんばんは。
> ご無沙汰しております。
LM様、コメントありがとうございます。 

> 他の廃線・廃駅でも思うことですが、北海道は割と廃駅となった駅の駅舎が残存しているような気がします。
鉄道が開拓と直結していただけに、地域にとっての思い入れも深いです。
請願書を集めて、東京まで集団陳情してようやく開通したという路線、開業した日は10km以上離れた集落から汽車を見にきたといったエピソードは様々な市町村史に残されています。
汽車と駅は、開拓、近代化の象徴でした。


> 特に、木造駅舎がよく残っていますよね。
> 下白滝や上越、中越(駅としては廃駅・現信号場)も目的は変わりましたが生き残っていますし・・・。
抜海や雄信内のような、厳しい環境の中で多少改修しながらも存続している木造駅舎は風格すらあります。
改修したらだいたい物置やログハウス化しますが、、

> 深名線でも、保存の形態は様々ですが、駅舎が残っている方ですしね・・・。
> こちらでは、廃止された路線の駅舎、特に木造駅舎が残っているということはあまりないです。
鷹泊、政和あたりは痛みが激しいですが、なんとか生き残っています。 昨冬積雪が3mを超えた幌加内町だけに雪の重みで潰れないか心配でしたが。


> 以前、深名線の廃線探訪(当ブログのカテゴリにある「廃線探訪」から入れます)をしたことがありましたが、他の路線にも行ってみたくなりました。
広尾線や士幌線、ふるさと銀河線など帯広駅を拠点とした廃線跡は駅舎など遺構が多く分かりやすいです。
広尾駅こそ今月解体ですが、愛国幸福など見所も多いですね。
十勝バスのとかち2day乗放きっぷを購入すれば広尾、上士幌、陸別まで乗れるので廃駅周りに便利です。 
レンタカーも良いですが、路線バスで車窓から線路の築堤を探しながらの旅も良いと思います。
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