2018
02/03
19:42
恋の予感 (釧網本線・茅沼駅)
Category : 北海道の鉄道

美月:夢の続きを また見せられるだけ

美月:風はきまぐれ

美月:あなたを惑わせるだけ

美月:恋の予感が ただ駆け抜けるだけ


釧網本線・茅沼(かやぬま)駅
由来は、駅の付近一帯はカヤが群生する沼地だったことから。
ここはずっと前から聖地巡礼の意味で行ってみたかった駅です。
ここで、安全地帯の名曲「恋の予感」のPV(プラットホームの場面)を撮影しました。
映像では、有人駅だった時代でしたので駅員さんが写っているのです。

茅沼駅の特徴は、タンチョウの来る駅。

茅沼駅に行った日にも、3匹ほど確認することができました。
追記には、茅沼駅でのお話が続きます。
続きを読むからどうぞ。

美月:「しべちゃ」がシールなのは、やっぱり・・・
茅沼駅と標茶駅の間には、2017年3月まで五十石駅がありました。

茅沼の前後がシール貼りになっています。

こんな看板がある駅は、日本でもここだけではないでしょうか。

では、駅の中を見ていきましょう。

建てられたのは、平成元年です。

時刻表。 茅沼駅はSL冬の湿原号が停車する駅です。




駅内部。 この写真は先代の茅沼駅舎。

美月:ここはタンチョウの駅なのね。

[茅沼駅物語]
昭和30年代には、車掌が車内放送でツルの到来を紹介したことから、「タンチョウヅルの見える駅」として名が知られるように。
昭和39年冬、冷害によってツルの餌が不足し、付近の畑を荒らすようになると、ツルとの共栄共存を図ろうという思いから釧路鉄道管理局(現・JR北海道釧路支社)有志によるカンパが集まり、茅沼駅に届けられた。
さらに、標茶町や釧路地方教育局、さらにはこれを知った一般の人々による支援の輪がひろがり、11月より斉藤駅長以下3名の駅員による餌付けが始まった。
駅裏の牧場を所有する方の好意により餌場が作られ、餌付けは数日で成功した。 翌年には窪田駅長のアイディアにより、両隣の塘路・五十石駅に黄色いポールが立てられ、茅沼駅にツルのいる時は黄色い小旗を掲げた。これにより列車の車掌にツルの飛来を知らせ、車内放送を行うというものであった。
(標茶町史より)


先代の駅舎から引き継がれたタンチョウ。

駅の一角に置かれたSLの動輪。
いすみ鉄道(千葉県)の社長が設置したMY動輪。

駅周辺の見どころ。

駅舎を背景に。 駅の乗車人数は2.2人/日。

美月:そろそろ帰りの汽車の時間ね。

今回は、茅沼駅のお話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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