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冬音

Author:冬音
北海道でドール撮影をしています。
北海道は季節感が本州と多少異なりますが、それも個性ということで。
北海道地図があると、より楽しめるかと思います。

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名駅舎に行こう! (釧網本線・川湯温泉駅)

Category : 北海道の鉄道
川湯温泉駅01
美月:ああ、ここだ、と思う駅がきっとある。

川湯温泉駅27
1999夏の青春18きっぷのポスターより。この駅の写真が採用されています。



川湯温泉駅02
川湯温泉駅03
川湯温泉駅04
弟子屈(てしかが)町にある釧網本線・川湯温泉駅。
開業は1930(昭和5)年、「川湯」駅として。 この駅舎は1936(昭和11)年に建てられてからそのまま。
由来は、アイヌ語「セセキ・ベツ(熱い・川)」 を意訳したもの。
函館の湯の川温泉は「ユ・ベツ(湯・川)」。そちらが既ににあったので、湯と川の並びを入れ替えて「川湯」になりました。
駅名に温泉と付けられたのは1988(昭和63)年のこと。

車寄せ(玄関)のイチイの丸太、切妻の三角屋根と上壁の白樺の風合いが、温泉の玄関口として相応しい作りとなっています。
北海道を代表する名駅舎の1つと言えるでしょう。

川湯温泉駅05
2人の大工が、けんかをしながらも腕を競って建てたというこの駅。

川湯温泉駅06
築80年を過ぎてもモダニズム溢れる駅舎が健在なのは、大工の腕が良かったのでしょう。

川湯温泉駅07
美月:もう少し、駅を見ていきたいわ。
追記に続きます。 続きを読むからどうぞ。
川湯温泉駅08
川湯温泉駅09
川湯温泉駅11
川湯温泉駅12
川湯温泉駅15
穏やかな北国の夏の風が、駅舎を吹き抜けていく。

川湯温泉駅14
美月:風が、きっと私の旅を導いてくれる。 

川湯温泉駅13
阿寒摩周国立公園の中に位置する川湯温泉駅。

川湯温泉駅25
開業時(昭和5年)は普通の駅(一番上の写真)でしたが、たった6年(昭和11年)で現在の立派な駅舎になったのは弟子屈町の大半が天皇陛下の御料林であったことと、この年の昭和天皇北海道行幸(陸軍北海道大演習)に合わせて立派にしたいという考えもあったでしょう。
ただしこの年、弟子屈まで天皇陛下が来ることはありませんでした。
実現したのは昭和29(1954)年8月14日、昭和天皇、皇后両陛下が北海道行幸の際、弟子屈町を初めて訪問されましたが宿泊はされず、およそ3時間の視察・滞在の後、その日の宿泊場所である阿寒湖畔へ向かわれました。(この日は濃霧のため、両陛下は摩周湖を見ることができませんでした)


川湯温泉駅10
川湯温泉駅26
昭和の大横綱、大鵬が少年時代を過ごした弟子屈町川湯。
大鵬相撲記念館(旧・川湯相撲記念館)には、子どもの頃の写真からトロフィー、優勝額、化粧回しなど大鵬に関するあらゆるものが飾られています。

川湯温泉駅16
木彫りのヒグマの前で。 これも地元の侠客から寄贈されたものなのだそう。

川湯温泉駅17
レストラン喫茶「オーチャードグラス」
かつての駅員室や駅長室を使ったお店。

川湯温泉駅19
川湯温泉駅20
かつての駅長室。
昭和29(1954)年、ここで昭和天皇が行幸の折りに休憩所として利用されたという歴史があります。
このレトロ感がたまりません。

川湯温泉駅18
ここの名物は、ビーフシチューでしょう。 この駅長室を見ながら食べるというのもまた贅沢な感じがします。



川湯温泉駅21
川湯温泉駅22
川湯温泉駅には、足湯が併設されています。

川湯温泉駅23
美月:足湯って気持ちいいわね。 旅の疲れが取れるような感じがするわ。

川湯温泉駅24
今回は、川湯温泉駅の紹介でした。 釧網本線の中でも濃い歴史がある駅でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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凝った造りですね!

おはようございます。
北海道のイメージの一つである「西欧」の建築物ですね。
これまでご紹介の駅舎とは異なり、かなりの工夫を凝らした造りが美しく見えます。
二人の大工さんが喧嘩をしながら建てた、と聞くと、完成度を高めるために侃々諤々と仕事を進めたのだろうと想像してしまいます。楽しい思い出になっているでしょうね、大工さんたちにとっては。
大工さんたちの子孫にとっても!

Re: yokoblueplanetさん

> おはようございます。
yokoblueplanetさん、コメントありがとうございます。

> 北海道のイメージの一つである「西欧」の建築物ですね。
お雇い外国人の時代からの「西欧」のイメージが、北海道のイメージの1つになっているのですね。

> これまでご紹介の駅舎とは異なり、かなりの工夫を凝らした造りが美しく見えます。
北海道の名駅舎と言われる駅はいくつかあるのですが、今回が初めてではないでしょうか。
夏までは、「利用者の少ない駅」を中心に周っていたので・・・
ただ7月下旬にわがまちご当地入場券が発売されてからは、町の中心駅を多く撮っています。

> 二人の大工さんが喧嘩をしながら建てた、と聞くと、完成度を高めるために侃々諤々と仕事を進めたのだろうと想像してしまいます。楽しい思い出になっているでしょうね、大工さんたちにとっては。
> 大工さんたちの子孫にとっても!
天皇の訪問に向けて、温泉の玄関口として、この駅は職人にとっては一世一代のプロジェクトだったでしょう。
資材も決して充実していない戦前の時代なので地元の木材を多く使って。。。
もう80年以上前のことですが、この駅はまちの昔のことを伝えてくれる、そんなことを想って撮影していました。
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