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冬音

Author:冬音
北海道でドール撮影をしています。
北海道は季節感が本州と多少異なりますが、それも個性ということで。
北海道地図があると、より楽しめるかと思います。

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北海道・夏の駅めぐり Vol.3 (宗谷本線・咲来駅)

Category : 北海道の鉄道
咲来駅01
鉄道、必要ですか?

広報 おといねっぷ」2017年7月号の表紙。
毎月第2金曜日に発行される音威子府村の広報誌です。


咲来駅02
千咲:この駅の意味は、夏の通り道。  

咲来駅04
咲来駅05
音威子府村にある宗谷本線・咲来駅。 開業は1912(大正元)年11月5日。 鉄道院宗谷線の駅として。

由来は、札弦駅と同じアイヌ語「サク・ル(夏の・道)」です。
「さっつる」と「さっくる」。 響きが似ていますよね。

咲来駅06
しかし両者の駅はかなり離れています。(赤:さっくる 緑:さっつる)  
「ほっかいどうはでっかいどう」を実感できます。

咲来駅08
追記にも、咲来のことを紹介していきます。
書きたいことが多いので、どうしても追記が長くなってしまいます。
続きを読むからどうぞ。
咲来駅07
昔の咲来駅。 (音威子府村史 昭和51年発行より)

咲来駅09
咲来駅舎内部。
トイレも使用できる状態です。 暖房も備え付けられております。 

咲来駅10
駅には1日9本の列車が停車します。
咲来駅は利用者1人以上10人未満の駅です。

咲来駅11
千咲:咲来、響きがいい駅名ね。 「夏の通り道」という意味を知ると、より素敵なものに感じるわ。




ここからは咲来の街について
咲来駅12
駅前にある「ライダーハウス咲来」
元は日本通運の咲来営業所で廃屋になっていたのですが、それを改装して使っています。

咲来駅13
後ろに、バイクを収納できるスペース(納屋)が完備されています。
ライダーにとって、「バイクを野ざらしにしないでおけるか」というのは重要であり、1泊1,000円という安さもあって最北へ向かうライダー達には人気の宿です。

咲来駅14
駅へと続くメインストリート、道道220号歌登咲来停車場線。
過疎化が進み、現在咲来に住んでいるのは10世帯くらいしかいません。
昔はここに商店が20軒(旅館3軒)並んでいて75戸、338人が暮らしていました。
しかしこの道路の幅の広さは、かつては人の往来もあり賑わっていた頃があったことが想像できます。

咲来駅15
国道40号と道道220号の交点にある咲来地区の神社だった場所。
今はもう藪の中か。

咲来駅16
開拓の碑。

咲来駅17
旧咲来公民館
音威子府村は、かつて1916(大正5)年に中川村(現・中川町)から分村した経緯があり、常盤村として独立。
その時の役場は咲来に置かれていました。 昔は音威子府地区より栄えていたという咲来。

咲来駅03
音威子府村は、宗谷本線と、かつて存在した天北(てんぽく)線が分岐する重要な場所でした。
これだけの路線があって、今は宗谷本線しか残っていないのも寂しいですね。
その宗谷本線も、名寄より北は廃止候補の路線です。

鉄道が音威子府駅まで延伸され、そこから宗谷線や天北線が延伸されると、交通の結節点である音威子府地区が栄えるのは必然。
1963(昭和38)年には村の名前も「音威子府村」になりました。

咲来駅18
「夏の通り道」
まだ和人が入植する前の時代、アイヌの人々は夏の間、咲来から山を越えて歌登・枝幸方面へと抜けて行きました。
そこにあるのはオホーツク海です。 
アイヌの生活は、夏は海辺に出て漁に従事し、冬が近くなると川で鮭鱒を捕り冬を越すのが標準的でした。

駅が出来てから歌登方面から、澱粉・雑穀・亜麻などの農産物や冬山造材の木材を運び出し鉄道で搬出するための拠点として栄えました。
大正から昭和初期にかけては夏は馬車、冬は馬そりの行列が続いたといいます。
駅前に日通の営業所があったくらい賑わっていたのでしょう。

咲来駅19
かつての農協の建物。 「貯金は農協え」と書いてあったのでしょうか。

咲来駅20
千咲:渋い建物ね。。。 ART IN SAKKURU。 ギャラリーとしても利用されていたのね。

咲来駅21
2014年に開催されたART IN SAKKURU。 それ以降の開催が無いというのは残念です。
建物の中には、当時展示されていた作品がそのまま残されていました。




咲来駅22
お食事処 咲来
郵便局すら無くなった咲来地区で営業する唯一のお店です。

咲来駅23
ざるそば(600円)  
元国鉄マンが作るそばとようかんが、このお店の売りです。

咲来駅24
咲来駅25
咲来には、人口800人の村を盛り上げたいという志があります。

咲来駅27
千咲:咲来はいかがでしたか? 人口は少ないですが、印象に残ってくれたでしょうか。


咲来駅26
咲来に来る方法は、普通列車の他に、音威子府駅と天塩川温泉を結ぶ地域バス(無料)があります。
利用は村民の高齢者の方が多いです。
時刻は役場のHPでご確認の上、旧咲来公民館前が最寄りです。
基本的に、JRの時間を考慮したダイヤなので温泉に向かう旅行客にも利用しやすいです。
札幌からなら7:30発の特急宗谷が10:41に音威子府駅に到着するので、駅から11:00発のバスに乗るのが最短です。

咲来駅29
千咲:自治体のコミュニティバスや地域の路線バスを知ると、鉄道旅をより効率的に楽しめます。


咲来駅28
改めて、「鉄道、必要ですか?」
何よりも重要なのは、[沿線住民が鉄道についてほんの少しでも考えてみること]だと広報誌では纏めています。
時間がありましたら、音威子府村のHPからPDF形式で読めますので是非。

PRタイム
咲来駅30
7月20日から発売開始された「わがまちご当地入場券」 音威子府村でもJRにお金を払って作りました。 規定で1自治体につき1駅までしか作れません。
現在、北海道の81の駅の入場券が発売開始されております。
※青森県の奥津軽いまべつ駅も含みます。

咲来駅31
ネットでは買えず、それぞれの自治体毎に販売場所があります。(駅の窓口・駅前の商店など様々です)
どこで売っていくかは、JR北海道のHPをご確認ください。
旅の思い出に一枚いかがですか?
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訪問してみたいですね。。。

こんばんは。
咲来、いい響きの名前ですね。
次回は、ぜひ足を伸ばしてみたいと思います!
ご紹介、ありがとうございます。

夏の通り道

「咲来」と書いて「さき」とか「さいき」ではなくて
「さっくる」という呼び方がなんかとても粋なものを感じさせてくれますし、「夏の通り道」という意味もなんだかとても神話の世界みたいなものを彷彿とさせてくれて、意味深くもあり身近にも感じさせていると
思います。

海から山へ・・というのも、夏は海での漁を生活の糧とし
冬は山に戻り鮭でもって生活の糧とするというのも
「生活するために必要な移動」という事だったと思いますし、それを
現代に応用したのが鉄道だったとも言えると思うのですが、
人口減少とか産業の少なさ等色々原因はあるかとは思うのですけど、
その鉄道すらも「本当に必要なのか・・」と自問せざるを得ない所が
またせつない感じでもありますね・・

神社がさびれている光景と言うのはなんだか哀しいものも
あったりします・・・

今回は千咲さんの浴衣でしたね!
とてもよくお似合いで可愛いと思います!
さてさて、次回はどの御方なんでしょうか・・?
それも楽しみの一つですね。

Re: yokoblueplanetさん

> こんばんは。
yokoblueplanetさん、コメントありがとうございます。

> 咲来、いい響きの名前ですね。
響きの良さから、この駅を訪れたという駅ノートの記述も少なからず見受けられました。
「夏の通り道」という意味が、また素敵なイメージを持たせてくれます。
私も、「夏に来たい」と思っていた駅なので、ようやく訪問できました。

> 次回は、ぜひ足を伸ばしてみたいと思います!
> ご紹介、ありがとうございます。
咲来は、なかなか遠いですよ。旭川から普通列車で約3時間かかります。
前回の早来は新千歳空港から20kmと近いのですが・・・
音威子府村に来たら、是非御当地のそばを食べてください!
ついでに、「北海道命名の碑」に足を延ばして頂くとなお嬉しいです。
(音威子府村が、北海道の由来に関係しているのです)

Re: ぬくぬく先生さん

ぬくぬく先生さん、コメントありがとうございます。

> 「咲来」と書いて「さき」とか「さいき」ではなくて
> 「さっくる」という呼び方がなんかとても粋なものを感じさせてくれますし、「夏の通り道」という意味もなんだかとても神話の世界みたいなものを彷彿とさせてくれて、意味深くもあり身近にも感じさせていると
> 思います。
そうなんですよ! 「さっくる」という響きから駅名が書かれた板を列車内から撮ったりする人も時々います。
これが「札来」だったら誰も興味を持ってくれなかったとも思いました。
駅ノートにも、「咲来」という名前に惹かれて訪問したという方のメッセージが少なからずありました。
そして意味がまた素敵なのです。だから夏に訪問したいと思って冬は行かずに夏まで取っておきました(笑)

> 海から山へ・・というのも、夏は海での漁を生活の糧とし
> 冬は山に戻り鮭でもって生活の糧とするというのも
> 「生活するために必要な移動」という事だったと思いますし、それを
> 現代に応用したのが鉄道だったとも言えると思うのですが、
> 人口減少とか産業の少なさ等色々原因はあるかとは思うのですけど、
> その鉄道すらも「本当に必要なのか・・」と自問せざるを得ない所が
> またせつない感じでもありますね・・
北海道の中央部から東にはずっと山脈が続いているので、こうした「サク・ル」は少なからずあったとは思います。
今から100年ちょっと前、その中でなんとか鉄道を走らせることができそうな場所を探して・測量して・道を切り開いて鉄道は作られていきました。 
利用者が少ないというのは事実なので、いつまでも税金頼みということはできません。
今月の広報誌のページ数の半分を割いた「鉄道、必要ですか?」
鉄道の廃線は、目立たないだけで北海道だけの問題ではありません。 

> 神社がさびれている光景と言うのはなんだか哀しいものも
> あったりします・・・
国道に面した場所にありながら、寂れているというのが止まらない過疎化の現実か。。。
お寺は健在だったのが救いでしょうか。

> 今回は千咲さんの浴衣でしたね!
> とてもよくお似合いで可愛いと思います!
> さてさて、次回はどの御方なんでしょうか・・?
> それも楽しみの一つですね。
次回はシリーズを少し離れた記事にしようかとも思っています。
浴衣には変わりありませんが。。。

No title

こんにちは、夏シリーズですねっ
咲く、来る、とはなんとも縁起が良さそうな駅名ですよね。受験の神様が来る駅として神社も綺麗にお手入れして整えると良さそうなのに…、なんて都会的な発想でしょうか。うーん、ちょっと遠すぎますかっ

さっくる、さっつる…だけど道路名を「さったる」と読むと笑われます…
ええ、みんなそりゃぁ嬉しそうに笑いやがりましたとも(´Д⊂ヽ
「札樽道」めっ!

・・・千咲さん、やっぱりアンニュイな雰囲気がすてきですね、なのにさわやかな浴衣がお似合いです。身長いくつですか…?いじってみたいですね…っ!(色気のある和服と髪型とポーズと背景で…囚われて哀しみを表情に乗せたり…うーんイイ…)

Re: ユアン131さん

> こんにちは、夏シリーズですねっ
ユアン131さん、コメントありがとうございます。
夏シリーズ、予定の駅を回り終わって記事にしていこうという段階ですが、他にも書きたい事があって、
最後まで書き終わるのは9月以降になりそうです。

> 咲く、来る、とはなんとも縁起が良さそうな駅名ですよね。受験の神様が来る駅として神社も綺麗にお手入れして整えると良さそうなのに…、なんて都会的な発想でしょうか。うーん、ちょっと遠すぎますかっ
「学問の神様」菅原道真を祀った北野神社が旭川市のお隣、鷹栖町にあります。
それはそれでエピソードがあって、去年訪れたのですがまだ記事にできていません。
このコメントで行ったのを思いだしました(笑)

咲来地区にある神社は「常盤(ときわ)神社」という名前なのだそうです。
音威子府村がかつて常盤村だった頃の中心は咲来でしたのでこの名前なのでしょう。
このあたりは他の用事のついでに現地に赴いて再調査できればと思っています。

> さっくる、さっつる…だけど道路名を「さったる」と読むと笑われます…
> ええ、みんなそりゃぁ嬉しそうに笑いやがりましたとも(´Д⊂ヽ
> 「札樽道」めっ!
「樽」を「そん」と読むのは分からないですよね。
札幌自動車道と思っている人は少なくはないのかも?
小樽JCT(2018年供用予定)からまずは余市IC(2018年開通予定)まで。いつかは道央自動車道の黒松内ICまで繋ぐ日が来るのかもしれませんが先は遠そうです。

> ・・・千咲さん、やっぱりアンニュイな雰囲気がすてきですね、なのにさわやかな浴衣がお似合いです。身長いくつですか…?いじってみたいですね…っ!(色気のある和服と髪型とポーズと背景で…囚われて哀しみを表情に乗せたり…うーんイイ…)
身長は50cmです。 上から撮るとアンニュイな感じが、ローアングルで撮ると微かに笑っているのが千咲です。
う~ん、やっぱり縛りたいですか? 
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