FC2カウンター

プロフィール

冬音

Author:冬音
北海道でドール撮影をしています。
北海道は季節感が本州と多少異なりますが、それも個性ということで。
北海道地図があると、より楽しめるかと思います。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

最新トラックバック

ランキング参加中(*^_^*)

是非1日1クリックお願いします。

右肩上がりのダンディズム (宗谷本線・南幌延駅)

Category : 北海道の鉄道
南幌延駅01
白雪は地面と垂直です。 駅名標が傾いているのです。

南幌延駅02
それが宗谷本線・南幌延駅です。
電柱や後ろの道路と比較するとその傾き具合がよく分かります。
ずっと見ていると平衡感覚がおかしくなりそうです。

この駅名標をあしらった幌延町公認グッズの携帯クリーナーのキャッチコピーが今回のタイトルです。
駅の周りには牧場が2,3軒あるだけの、当然無人駅です。

南幌延駅は昨年の8月下旬、JR側が廃止を通達しましたが幌延町で駅の維持管理費を負担することで今年度の存続が決定しました。


南幌延駅03
駅のホーム。
こうして見るといかにも「仮乗降場」のように思えますが、そうではなく1959(昭和34)年の開業時からの旅客駅です。
維持費は年間52万1000円となっております。 ホームの除雪委託費が主な要因です。

宗谷本線に乗ると、旭川市を出て最初の駅、南比布駅(比布町)から板張りホームが始まります。
(駅はありませんが実は当麻町も少しだけ通過しています)
そして10駅近く(北比布・東六線・北剣淵・瑞穂・日進・北星・南美深・初野・天塩川温泉・糠南)の板張りホーム駅を通過していくのです。
南幌延駅が現在、日本最北の「板張りホーム」の駅です。

南幌延駅05
12月末の天塩川 (糠南~雄信内)

南幌延駅04
4月上旬の天塩川 (糠南~雄信内)
ほぼ同じ所からの車窓の風景です。
北海道にも、ようやく春が訪れつつあります。

追記にも、駅のみどころやドール写真が続きます。
続きを読むからどうぞ。
南幌延駅10
駅を発車する普通列車。

南幌延駅07
の横にあるこの小屋。

南幌延駅09
あい:これが待合室・・・

南幌延駅08
ここが南幌延駅の待合室です。
昔は窓も無く、ドアもきちんと閉まらず雪が入り込むといった有り様でしたが、ここ数年で窓も設置され、ドアも交換し、そして昨年待合所の看板も取り付けられました。
待合室は幌延町で管理しているので、こうした修理で自由が効くのが良い所です。
隣の安牛駅はJRが管理しているのでボロボロのまま。

南幌延駅16
駅から道路を挟んで反対側にある南上幌延集会所。
南幌延駅は、上幌延の南側という意味で、幌延の南側という意味ではありません。
昔の地図には、北上幌延という地名も記載されていました。
「みなみかみほろのべ」というのは長すぎたから、「上」が省略されたのか。

[駅のみどころ]

南幌延駅15
あい:やっぱりこの駅名標?

南幌延駅11
やたら高さの低い待合室。 170cmくらいしかありません。

南幌延駅12
「グリーン座席指定」
昔からある、南幌延駅名物?です。

南幌延駅13
白雪:この時間(11時頃)に来ると丁度陽ざしが当たって暖かい!

南幌延駅14
あい:板張りホームの魅力が読んでくれる人に伝わってればいいな。

南幌延駅17
もちろん、駅ノートもございます。

南幌延駅18
隣の安牛駅(1.9km)や上幌延駅(3.0km)から歩いてくる人が多いです。
注目してほしいのは、旅人のメッセージに赤ペンで1つ1つ返事が書かれていることです。

南幌延駅19
これは、駅近くに住んでいる駅の除雪などの維持管理をされている方(通称:除雪おばさん)が書いています。
寒い北の無人駅で冬の間、毎日駅を除雪するおばさん。 

南幌延駅20
(駅に置かれた手芸の本)
冬の北海道の駅を見ると、朝早い時間でも、どの駅でも1両分はしっかり除雪されています。
利用者の少ない無人駅でも、こうした人がいるからこそ安全運行ができるのです。

南幌延駅22
白雪:1つの駅を維持するにあたり、多くの人が関わってるのね。

南幌延駅23
「除雪おばさん」の家は 北風が通り過ぎた
小さな北の街 僕の大好きな
秘境駅のある 北の街 
(井上陽水/小春おばさん)の改変。

問寒別駅04
糠南駅04
雄信内外観
安牛駅04
南幌延駅07
上幌延外観
宗谷本線・幌延町の個性溢れすぎな駅たち(の一部)。

南幌延駅21
白雪:安牛は前行ったらしいから、今日は上幌延まで行くのね。

この日は、隣の上幌延駅までを歩いて行きました。
距離は約3km。 近すぎず遠すぎずで丁度いい距離でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
スポンサーサイト

No title

こんにちは〜(^_^)
あの、安牛駅のお隣の、駅なんですね。
自分達で手を入れられるなら、こうして人の温かみを
少し感じられる待合室にも変われるのですね…。
でもJRから廃止と言われてるなら、1年は存続しても、
この先何年続くのでしょうか…?
今日は、娘さん達お二人登場なんですね、
癒されます〜(^_^)
夏になると、自然の鳥や虫や木々が、一面を覆うのでしょうか。
したっけ、ある意味賑やかになりますね!

No title

こんばんは。

板張りで仮乗降場じゃなかった駅もあるんですね。
それと、板張りのホーム、こちらじゃ見れない分、
味わい感じます。

後、駅ノート、北海道の駅って旅人に愛されているなって、毎回感じますね。

そして、駅を手入れされている住民の方々にも感謝です。

Re: ユアン131さん

> こんにちは〜(^_^)
ユアン131さん、コメントありがとうございます。

> あの、安牛駅のお隣の、駅なんですね。
> 自分達で手を入れられるなら、こうして人の温かみを
> 少し感じられる待合室にも変われるのですね…。
そうです。安牛駅の隣の駅です。
温かみのあるこの駅。 建物自体は開駅時からのものですが、おそらく周りを薄い鉄板で補強し、窓も付け、ドアも直し・・・
近隣住民と、町が駅の特徴を壊さない程度に手を入れているのです。
こうして返事を書いてくれると、また訪問したくなりますよね。

> でもJRから廃止と言われてるなら、1年は存続しても、
> この先何年続くのでしょうか…?
この駅の場合は1年毎の更新で、町が維持費を負担する限り存続するでしょう。
もちろん税金を投入する訳ですから、町の住民が「無駄遣い」と思えば廃止されるでしょう。
なので、行けるときに行っておきたい駅には変わりありません。

> 今日は、娘さん達お二人登場なんですね、
> 癒されます〜(^_^)
この日は、この2人で駅を訪問しました。
多い時は4人くらい連れて行きますが、行く駅が少ない時は1人だけ連れていく時もあります。

> 夏になると、自然の鳥や虫や木々が、一面を覆うのでしょうか。
> したっけ、ある意味賑やかになりますね!
待合室は暑いし、虫がたくさん入り込むので夏は厳しいです。
写真を撮る分には賑やかですが、、、

Re: 鳴らない携帯さん

> こんばんは。
鳴らない携帯さん、コメントありがとうございます。

> 板張りで仮乗降場じゃなかった駅もあるんですね。
> それと、板張りのホーム、こちらじゃ見れない分、
> 味わい感じます。
隣の上幌延駅が線路開通時からあって、この駅はその後に追加で造られた駅なので簡素な造りになったのかもしれません。
去年廃止された留萌本線増毛~留萌間にも板張りホーム駅があったのですが廃止。 数がどんどん減っています。
板張りのホームを踏んだ時の感触というのはいいものがあります。ホームに立って「今旅してるんだなあ」と思うこと請け合いです。

> 後、駅ノート、北海道の駅って旅人に愛されているなって、毎回感じますね。
「秘境駅」と呼ばれる駅には大体置いてあります。 遠路はるばる北海道に来て良い思い出を作ってもらいたいのです。
まあ、待合室のないホームだけの駅には野ざらしになるので置いてませんが(笑)

> そして、駅を手入れされている住民の方々にも感謝です。
駅を手入れしてくれる方がいるから駅舎、待合室の中は綺麗な駅なのです。
鉄道旅をする時には感謝の気持ちを忘れないでいたいものですね。

「待合室は幌延町で管理しているので、こうした修理で自由が効くのが良い所です。」

こんばんは。
板張りホーム、初めて見ました。
記事内の上の言葉、とても切ない気分になりますね。
やはり交通網、エネルギー、水などは国がしっかり管理しなければならないものだと思います。
税金の使い方を考えれば、何とでもなると思うのですが、有権者の選んだ議員たちの「やる気」が見えないですね。

板張りホーム

これは道内でも屈指の個性的な駅なのかもしれないですね。

冒頭のあの傾いた駅名標がなんか全てを象徴している気も
するのですけど、何はともあれどういう形にせよ駅の存続が決まった事は
よかったですね。
あの板張りホームも最初に見た時は思わず「えっっ」となってしまいましたけど、あの独特な雰囲気の駅の中の雰囲気と合せて、
それもこの道内の一つの「形として残すべき財産」じゃないのかな・・とも感じたものです。

確かに合理化とか予算とか採算性を考えると「うーーん」となってしまうのかもしれないですけど、広い道内にこうした駅が一つや二つあっても
それはそれでいいんじゃないのかな・・?とふと思ったりも
したものでした。

白雪さんとあいさまのダブルキャストも素敵な試みだと思いました。

Re: yokoblueplanetさん

> こんばんは。
コメントありがとうございます。 忙しくて返信が遅れて申し訳ありません。

> 板張りホーム、初めて見ました。
北海道開拓の歴史の中でこうした住民の請願による簡易的な駅(仮乗降場)が多く生まれました。
そして、住民が減った現在段々と数を減らしています。
北海道で特に多いスタイルの駅です。

> 記事内の上の言葉、とても切ない気分になりますね。
この駅がある幌延町はいわゆる「秘境駅」が多いことで知られ、駅や鉄道を利用した観光に力を入れています。
駅の特徴や個性を失わない程度に補修や魅力づくりをしています。 

> やはり交通網、エネルギー、水などは国がしっかり管理しなければならないものだと思います。
> 税金の使い方を考えれば、何とでもなると思うのですが、有権者の選んだ議員たちの「やる気」が見えないですね。
税金の使い方は、報道に出るだけでもどうにも呆れるものばかりで、、、
これでは地方創生なんて遥か彼方のお話です。 

Re: ぬくぬく先生さん

ぬくぬく先生さん、コメントありがとうございます。

> これは道内でも屈指の個性的な駅なのかもしれないですね。
なかなか個性的ですよね。 駅舎が無い駅と思った人も多かったようです。
知らなかったらただの農家の倉庫にしか見えません。

> 冒頭のあの傾いた駅名標がなんか全てを象徴している気も
> するのですけど、何はともあれどういう形にせよ駅の存続が決まった事は
> よかったですね。
駅や鉄道を利用した観光に力を入れている幌延町では、税金を投入して3つの駅を存続させました。
1年毎の更新なので、いつまで存続していられるかは分かりません。
傾いた駅名標が、この駅の「魅力」であり「個性」なので直すことは今後も無いでしょう。


> あの板張りホームも最初に見た時は思わず「えっっ」となってしまいましたけど、あの独特な雰囲気の駅の中の雰囲気と合せて、
> それもこの道内の一つの「形として残すべき財産」じゃないのかな・・とも感じたものです。
そう思っています。 私はドール写真として形として残そうとしているのですが。
保存するにも、除雪おばさんもそこそこ高齢ですし長期入院となれば維持は厳しいですし・・・
北海道開拓の記憶としては残しておきたいですよね。

> 確かに合理化とか予算とか採算性を考えると「うーーん」となってしまうのかもしれないですけど、広い道内にこうした駅が一つや二つあっても
> それはそれでいいんじゃないのかな・・?とふと思ったりも
> したものでした。
北海道には数年前まで40近くの板張りホーム駅がありました。
ここ数年で廃駅が進みつつあり、昨年度は、
東山・姫川・稲士別・箸別・朱文別・信砂・阿分駅が廃止されました。
板張りホームの駅は、特に宗谷本線に多く残っています。
あの木の感触はちょっと他では味わえませんよ(笑)

> 白雪さんとあいさまのダブルキャストも素敵な試みだと思いました。
1日で複数の駅を訪問するので、最近は複数連れていくようにしています。
車なら何人でも連れて行けるんですがね(笑)
非公開コメント