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冬音

Author:冬音
北海道でドール撮影をしています。
北海道は季節感が本州と多少異なりますが、それも個性ということで。
北海道地図があると、より楽しめるかと思います。

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1909年2月28日、あの日塩狩で (宗谷本線・塩狩駅)

Category : 北海道の鉄道
塩狩駅15
美月:塩狩峠は、雲ひとつないまひるだった。

塩狩駅01
今回は、宗谷本線・塩狩駅の紹介です。

塩狩駅02
塩狩駅は、塩狩峠の頂点付近にある山間の駅です。
この場所は、旭川出身の作家・三浦綾子氏の小説「塩狩峠」のクライマックスの舞台としてあまりにも有名です。
冒頭の台詞は、小説の最後の一文をそのまま拝借しました。

塩狩駅03
駅名標と。

塩狩駅04
美月:今度は春にまた来たいわ。 桜の咲く季節に再び。
塩狩峠はエゾヤマザクラの名所の1つです。

塩狩駅05
駅から名寄方面を望む。
1909年2月28日午後6時半頃、名寄発旭川行の列車が塩狩峠に差し掛かった際旅客列車の最後尾の連結部が外れ、ブレーキもほとんど効かず客車が逆走・暴走しかかったところ、当時鉄道院(国鉄の前身です)の職員だった長野政雄が列車に身を投げ、客車の下敷きとなり列車を止めたという事故がありました。

塩狩駅06
(旭川から峠を登ってきたキハ40)
その話を元にした小説が「塩狩峠」です。

塩狩駅24
約450頁の小説で、塩狩峠が出てくるのは400頁以降。なぜ結納のために列車に乗車していた永野信夫(小説の主人公)は乗客を守るため、暴走し始めた列車に身を投じたのか。その答え・動機に辿り着くためにこの400頁があります。
長野政雄の顕彰碑も駅から200mの所にあるのですが、雪の中に埋もれていて分かりませんでした。

塩狩駅07
塩狩駅の由来は、塩狩峠が「天国」と「石国」の境界だったことに由来しています。

塩狩駅08
塩狩峠から北方を望む。
ここから稚内の南端までと留萌地方全域が天塩国の範囲でした。
石狩国は札幌から旭川・富良野・夕張あたりまでを指していました。

士別神社09
以前、士別神社のある九十九山の記事を書きましたが、塩狩峠の北側の内陸部、現在の士別市、剣淵町、和寒町あたりが北海道で一番最後に屯田兵が入植した地域です。 海や天塩川の河口からも遠く、南には峠のある地域なので開拓が遅かったのです。
それだけ塩狩峠が北海道開拓の難所だったことも示しています。

追記にも美月の写真などを載せておきます。
続きを読むからどうぞ。
塩狩駅09
夜の塩狩駅。 

塩狩駅22
美月:あの建物は何ですか?
「塩狩峠記念館」といって、著者の三浦綾子さんの旧宅を復元したものです。
冬季は休業しますが、長野氏の命日である2月28日に限り開館します。

塩狩駅12
塩狩駅周辺の観光案内。

塩狩駅17
美月:宿泊施設も近くにあるのね~

塩狩駅19
塩狩駅21
塩狩ヒュッテ」 2013年開業のユースホステルです。
昔、塩狩地区には塩狩温泉がありユースホステルもありましたが廃業。有名な廃墟スポットでしたが解体。
その後に新しく開業したのが現在の塩狩ヒュッテです。
その辺のことは私よりヒュッテのHPの方が詳しいのでそちらをご参照ください。

塩狩駅18
オーナー夫妻が考案した塩狩駅発の観光プラン。


塩狩駅00
やたら目力の強い美月。

塩狩駅20
駅には大きな氷柱ができていました。

塩狩駅14
美月:塩狩駅も利用者1日1人以下の駅だけど、大切な場所な気がするわ。

塩狩駅10
ラッセル車に近寄って撮影するのは危ないです。 

塩狩駅11
駅の待合室。 とてもシンプルな駅です。 駅ノートも設置されています。

塩狩駅16
列車と美月の2ショット。

塩狩駅23
美月:ああ、日本のどこかに 私を待ってる人がいる~

こうして次の駅へと旅立った2人。 といっても隣の駅ですが。
でも次の記事は多分全然違う場所です。
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No title

はじめまして。「金のおにぎり玩具箱」のごにぎりと申します。いつも楽しく拝見させて頂いております。

雪で輝く美月様、名前通り美しい月のような魅力がありますね(^^♪うちの子も輝かせたいなぁ。
これからも応援しています!

美月さんが美しすぎますね・・!

ああ、日本のどこかに 私を待ってる人がいる~

うーーむ、この歌詞に「あー山口百恵だー」とピンとくる御方は
立派な昭和育ちと言えるのかもしれないですね・・(汗・・)

それにしても美月さんは、背景に白い雪というのがとてもよくお似合いの
御方ですね。
例えは大変悪くて恐縮なのですけど、
あでやかではかなくて美しくてどこなくですけど雪女さんみたいな雰囲気も持たれているような素敵な美人さんだと思います。

三浦綾子の「塩狩峠」、なつかしいですね!
映画化もされていた作品ですし、
小説の話を元に埼玉県の道徳の教科書にも塩狩峠が掲載されていたと
記憶しています。
余談ですけど、当時、曽野綾子と三浦綾子がよく混同されていて、
曽野綾子のご主人が先日ご逝去された三浦朱門というのもそうした勘違いに輪を掛けていたようですね・・・

この塩狩駅も独特の味わいがありますけど、
秋の塩狩駅もどんな雰囲気なのか興味がありますし、
秋の美月さんとも大変相性がよさそうなものがありますね。

No title

白の世界に白っぽいドールというと下手すると埋もれて印象が弱くなりそうなのですが、美月さんの場合肌とドレスの白さが透明感を出してより瞳と髪のブルーを輝かせる効果を出していますね。神秘的で素敵です。

過酷な状況で苦労して開かれた駅にはドラマティックな逸話があるのですね。しかしその過酷さ故にせっかく開いた駅が再び消えてゆこうとしている…。何か切なさとか無常というものを感じてしまいます。
冬音様の記事はいつも読みごたえがあって素晴らしいです!!

No title

こんにちは。
お天気のいい日の撮影ですね(*'▽')
雪がキラキラ光って、美月さんは雪から生まれて来たのかな、
なんて、うっとり眺めてしまいます。
本当に雪の似合う美月さん…透明感がありますね~~(*^^*)

こんな風に鉄道にまつわる小説の小話なんかを紹介して下さると
今まで知らなかった駅の歴史や人物へ、愛情が芽生えてきます…。

東洋経済オンラインで今日(3月2日)『北海道「本当に残すべき鉄道はどこなのか」』という記事が出ていました。
http://toyokeizai.net/articles/-/160649
今までならサラッと目にしても読まなかったかもしれません。

でも今は、富良野近くの冬音さんの記事を思い起こしながら
つい、丁寧に読んでしまいました。
もうすっかり「冬音さんのどーでも(よくない)いい日記」の
常連読者です(笑)
そしてやはり…
富良野へ行く路線は「JR北海道単独で維持困難な線区」の
『輸送密度200人未満(多分年間で)』に分類されているんですね。

当然ですが、記事は事実のみに焦点を当てているので、
残念だね~と終わるのですが、冬音さんのところへ戻ってくると
「美月さん」が「月の美しい」宗谷本線の駅で迎えてくれたので、
なんか嬉しかったです(意味わかんないですね?)
そして、小説(知りませんでした)の主人公の想いや最期を想像しては
泣きそうになり、
廃線駅に近い駅が思いのほか多くあると知って気持が寂しくなり、
看板を見て千本桜を見に行こう!って思ったり…。
妄想オタクのユアンには、感情が目まぐるしく上下渦巻いてしまいました。
つまりえっと…また、楽しみにしています(*‘∀‘)(長々すみませんっ)

春には、鉄道に乗って、遠出…してみようかな

Re: ごにぎりさん

> はじめまして。「金のおにぎり玩具箱」のごにぎりと申します。いつも楽しく拝見させて頂いております。
はじめまして。「冬音のどーでもいい日記」の冬音です。こちらこそ宜しくお願いします。

> 雪で輝く美月様、名前通り美しい月のような魅力がありますね(^^♪うちの子も輝かせたいなぁ。
> これからも応援しています!
冬の雪景色なので、白い雪が天然のレフ板の役割をしてくれます。
そう言った意味でも美月は輝いていたのかもしれません。
雪の中で撮りたいと思って2年。ようやく色んなところへ連れて行けました。
これからも時々見に来ていただけると嬉しいです。

Re: ぬくぬく先生さん

ぬくぬく先生さん、コメントありがとうございます。

> ああ、日本のどこかに 私を待ってる人がいる~
> うーーむ、この歌詞に「あー山口百恵だー」とピンとくる御方は
> 立派な昭和育ちと言えるのかもしれないですね・・(汗・・)
このフレーズだけは若い人にも割と知られているのではないかと・・・
だれの歌かは分からないかもですが。
最初は、「雪解け間近の北の空に向かい」にしようと思ったのですが、それはもう少し先の季節になりそうなのでこのセリフになりました。

> それにしても美月さんは、背景に白い雪というのがとてもよくお似合いの
> 御方ですね。
> 例えは大変悪くて恐縮なのですけど、
> あでやかではかなくて美しくてどこなくですけど雪女さんみたいな雰囲気も持たれているような素敵な美人さんだと思います。
私、雪女大好きなんですよ。 色んな漫画やアニメの雪女がありますがけっこう好きです。 
美月のこと、「雪女」って言ってくれるのすご~く嬉しいです。

> 三浦綾子の「塩狩峠」、なつかしいですね!
> 映画化もされていた作品ですし、
> 小説の話を元に埼玉県の道徳の教科書にも塩狩峠が掲載されていたと
> 記憶しています。
当時は教科書にも載っていたのですね~
去年「塩狩峠号で行く小説体験JRの旅」という企画をJRで行いました。
他にも「氷点」の舞台旭川市、「泥流地帯」の舞台上富良野町と、三浦文学の町でまちおこしを図っています。

> 余談ですけど、当時、曽野綾子と三浦綾子がよく混同されていて、
> 曽野綾子のご主人が先日ご逝去された三浦朱門というのもそうした勘違いに輪を掛けていたようですね・・・
まあ似てますものね。。。 曽野綾子さんの本当の名字が「三浦」というのもまたややこしい。

> この塩狩駅も独特の味わいがありますけど、
> 秋の塩狩駅もどんな雰囲気なのか興味がありますし、
> 秋の美月さんとも大変相性がよさそうなものがありますね。
秋の塩狩峠(国道40号)はドライブしていて気持ちいいと思います。
国道より一段高い場所を走る列車から見る車窓もなかなかのものです。
紅葉と美月ですか、機会があったらどこかで撮影してみたいです。

Re: はるぴんさん

はるぴんさん、コメントありがとうございます。

> 白の世界に白っぽいドールというと下手すると埋もれて印象が弱くなりそうなのですが、美月さんの場合肌とドレスの白さが透明感を出してより瞳と髪のブルーを輝かせる効果を出していますね。神秘的で素敵です。
美月は「雪女」の生まれ変わりじゃないかななんて思ったりもしますが、本当素敵ですよね。
蒼い瞳と、自分に自信があるという表情がそうさせているのかなとも思います。

> 過酷な状況で苦労して開かれた駅にはドラマティックな逸話があるのですね。しかしその過酷さ故にせっかく開いた駅が再び消えてゆこうとしている…。何か切なさとか無常というものを感じてしまいます。
> 冬音様の記事はいつも読みごたえがあって素晴らしいです!!
当時は峠の頂上ということもあり旅の拠点として重要でしたが、道路も整備された今はただの山間の駅になってしまいました。
開拓の歴史である駅が再び原野に戻ろうとしている・・・
これから日本全国で同じような光景が出てくるのかなと思うと寂しくなります。

Re: ユアン131さん

> こんにちは。
ユアン131さん、コメントありがとうございます。

> お天気のいい日の撮影ですね(*'▽')
> 雪がキラキラ光って、美月さんは雪から生まれて来たのかな、
> なんて、うっとり眺めてしまいます。
> 本当に雪の似合う美月さん…透明感がありますね~~(*^^*)
以前寒中見舞いの記事を作った北比布駅と同じ日に撮っています(笑)
「雪の妖精」さんみたいですよね。 お迎えしてから1年くらい「きれいだから」という理由で外では撮ってなかった美月。
この冬から外に連れていくようになりました。
冬が終わる頃、ひっそりといなくなってそうな、そんな寂しい感じでも似合いそうです。


> こんな風に鉄道にまつわる小説の小話なんかを紹介して下さると
> 今まで知らなかった駅の歴史や人物へ、愛情が芽生えてきます…。
「塩狩峠」は鉄道が主な話ではないですが、読み応えがあると思います。
ただ最初から読むと難しいかも。 最後を軽く見て、それから最初から読むといいのかなとも。

> 東洋経済オンラインで今日(3月2日)『北海道「本当に残すべき鉄道はどこなのか」』という記事が出ていました。
> http://toyokeizai.net/articles/-/160649
> 今までならサラッと目にしても読まなかったかもしれません。
鉄道に興味がなかったら読みませんよね。しかも経済誌の記事。

> でも今は、富良野近くの冬音さんの記事を思い起こしながら
> つい、丁寧に読んでしまいました。
> もうすっかり「冬音さんのどーでも(よくない)いい日記」の
> 常連読者です(笑)
> そしてやはり…
> 富良野へ行く路線は「JR北海道単独で維持困難な線区」の
> 『輸送密度200人未満(多分年間で)』に分類されているんですね。
富良野と新得の間は確かに利用客は少ないです。
しかし高校があり、映画のロケ地があり、かつては特急列車が走っていた区間です。
輸送密度とは、1日1kmあたりの平均輸送人数を指します。
200人未満となると、体感で「1両あたり5人」くらいしか状態を想像して頂ければ近いかなと・・・

> 当然ですが、記事は事実のみに焦点を当てているので、
> 残念だね~と終わるのですが、冬音さんのところへ戻ってくると
> 「美月さん」が「月の美しい」宗谷本線の駅で迎えてくれたので、
> なんか嬉しかったです(意味わかんないですね?)
私が利用者の少ない駅ばかり行って記事にしているのもありますが、いつまでこうした「駅」が残るかが分からない現在「行ける時に行っておきたい」という思いから行っています。
「月の美しい」のは、明かりが少なく、暗い場所だから言えることでもあります。
そんな駅に美月を連れていったのは本当に偶然でした。

> そして、小説(知りませんでした)の主人公の想いや最期を想像しては
> 泣きそうになり、
> 廃線駅に近い駅が思いのほか多くあると知って気持が寂しくなり、
> 看板を見て千本桜を見に行こう!って思ったり…。
> 妄想オタクのユアンには、感情が目まぐるしく上下渦巻いてしまいました。
> つまりえっと…また、楽しみにしています(*‘∀‘)(長々すみませんっ)
「塩狩峠」は有名な小説ですし図書館に行けば置いてあるかなと。是非借りて読んでみてください。
北海道の駅の1割以上は1日1人以下の駅です。「名所案内」の看板ってどうしてこう味があるものです。

> 春には、鉄道に乗って、遠出…してみようかな
札幌圏では「一日散歩きっぷ」というものがとても便利です。
土日祝日のみ駅の窓口で購入できて、1日2000円ちょっとで普通列車とエアポート乗り放題です。
ずっと列車に乗っているのは辛いので、100kmくらいの所から始めてみるのが良いかもしれませんね。
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