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冬音

Author:冬音
北海道でドール撮影をしています。
北海道は季節感が本州と多少異なりますが、それも個性ということで。
北海道地図があると、より楽しめるかと思います。

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「ふるさと地名」を訪ねて

Category : 北海道ドール紀行
今回の記事は、少し鉄道を離れて・・・
私のブログ友達に捧げる記事です。

苫前香川01
国道232号を北へ北へと進んでいくと、苫前(とままえ)町に「香川」という地名があります。

苫前香川02
香川地区にある「金刀比羅神社」

苫前香川03
あい:4本脚の鳥居は珍しいわね。 初めて見たかも。

苫前香川04
苫前町の宝にも指定されている金刀比羅(ことひら)神社の4本足の大鳥居。

今回は北海道とふるさと地名の繋がりの一例を見ていきましょう。
続きを読むからどうぞ。

苫前香川11
神社境内

苫前香川20
平成16年に全面改装されたこの鳥居は、香川県からの移住者が多いことから同県琴平町の金刀比羅神社の鳥居にならい、4本足の鳥居となりました。(苫前町HPより)

苫前香川05
香川部落開拓顕彰碑

苫前香川06
香川部落の開拓は安政6(1860?)年、庄内藩の陣屋が置かれ防備と開拓の拠点とされたことから始まります。
安政6年は1859年です。



苫前香川07
香川開拓百年記念碑 当時の香川県知事の謹書です。

苫前香川08
碑文
香川部落は遠い明治25年より5ヶ年に亘り南海道讃岐国 香川県の地域より北国開拓の志を抱いて未開のこの地に入植した
祖先が野獣の吠え叫ぶ中寒さと斗(たたか)い粗食に耐えて朝露踏んで野に出て月光の刻までうつ蒼たる原始林を倒し抜根整地と一鍬一鍬開墾に血と汗を流して開拓にいどみ
併せて明治31年五穀豊穣家内安全を祈願する神社を建造し氏神として懐しの故郷に祀らるる金刀比羅宮の御神体を迎へ鎮守し敬神を続けられる 爾来(じらい)茲(ここ)に百年の星霜を重ねた
我々は今 母なる大いな古丹別(こたんべつ)川の流域に開かれた美田と豊かな畑に立って近代農業の営むことの出来る幸せを深く心に銘記して先人の尊い遺徳を偲び偉大なる開拓精神とその御労苦に感謝の誠を捧げ開拓百年を記念して本碑を建立する
平成4年7月1日
(文章は写真からの書き起こしの為間違えがあるかもしれません)

苫前香川10
あい:石碑には大切なことが書いてあるものよね。
今では色褪せて読めなくなった石碑も多くあって、また戦前の碑は漢字も難しく分かりづらいものもあって。

苫前香川09
あい:他の地域にもこうした県からの碑があるのかな?



苫前香川13
あい:神社という場所は、将来の地域の希望を込めて建立された・・・ それが見えてくるわね。
厳しい開拓の、心の拠り所として。
地域の小さな神社には土地の歴史が溢れています。

苫前香川16
苫前香川17
昔は氏子さんもそれなりにいて、神社の行事も行われていたことがガラス越しにも伝わりました。



苫前香川15
香川地区の古丹別川に架かる橋。

苫前香川14
その名前は「金刀比羅橋(ことひらばし)」

香川地区のみどころ
苫前香川18
苫前町水田発祥の地
香川地区の国道232号沿いにあります。
明治40(1907)年に建立され、昭和43(1968)年に修復再建され、昭和59(1984)年に国道から見える現在の場所に移設されました。

文政5(1822)年に岩手県の盛岡で生まれた藤田万助は安政時代にここで農耕を始め、明治14(1881)年、59歳の時水田を開き水稲栽培を始めます。
苫前での水稲栽培の歴史は幕末にまで溯り、庄内藩の農業移民の入植により試みましたが失敗の連続。
当時の北海道の水稲栽培は石狩地方(札幌)ですら試作の段階、上川や北空知地方では栽培する人すらいない時代。
藤田は寒冷の荒野の中、一人手製の農具で水田を作り、わずかな種もみで稲作に立ち向かった。

何度も失敗を繰り返す中、その苦労が報われたのは3年後の明治17(1884)年のこと。
収穫量はわずかでしたが、開拓者とともに「白い飯」を腹いっぱい食べ、喜びをかみしめたと伝えられています。
寒さ厳しい道北でも、稲作ができることを証明した藤田万助の功績は大きく、北海道が現在の「米どころ」としての地位を確立できたのは彼あってこそでしょう。

苫前香川12
あい:北海道のふるさと地名はいっぱいあります。
よく挙げている北広島市や札幌市福井・山口・釧路市鳥取、佐呂間町栃木・三笠市岡山、由仁町熊本など、探せば結構あるものです。
これは「県名」だけを一部ピックアップしたもので、「町名」になるともっと多くなります。

苫前香川19
場所のおさらい
赤丸:金刀比羅神社 青丸:金刀比羅橋 緑丸:苫前町水田発祥の地
海沿いを南北に伸びるのが国道232号、右へ向かうのが国道239号です。
国道239号から橋に向かう町道は「香川3線」と言いまして、昭和61年に出土した「香川三線遺跡」には擦文文化の集落跡があったと言われています。また橋を渡った北側は「香川6遺跡」もありました。
香川は苫前の旧行政区では第6区にあたりました。それと関係があるかもしれません。
余談ですが、地図に載っている長島は三重県の長島(現・桑名市)から(ナガシマスパーランドは有名ですよね)。
三豊は香川県三豊郡・・・と思いきや旧行政区第区+漁を願ってという意味だそう。 

これまた脱線しますが、留寿都村洞爺湖町の三豊がある洞爺湖町は香川県三豊市の友好都市です。
洞爺湖町にも「香川」という地名があります。これは旧洞爺村が旧丸亀藩士三橋正之ら76人の入植から開拓が始められ、香川からの開拓民が多かったことに由来します。
隣り合った留寿都村にも「三豊」という地名があります。
京極町は香川県丸亀市の親子都市で、京極の名前は旧讃岐丸亀藩主の京極高徳子爵が京極農場を開設したことに由来していてます。

秩父別駅01
先月紹介した秩父別駅のある秩父別町は香川県綾川町との姉妹都市。
秩父別に屯田兵として入植・開拓したのは、香川出身の方が多かったのです。
綾川から入植した人に、「四国の偉人」と呼ばれる人の子孫が含まれていたのだそうです。

まず、観光客は来ないであろう町道の中にあるガイドブックには載らない苫前町の宝。
私もゼンリンの苫前町の住宅地図を参照して、ようやく神社の場所が分かりました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は夏の駅シリーズの続きになると思います。
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No title

こんにちわ~!(*´∀`*)

おおお!!!
めっちゃくちゃガッツリうどん県の関わりがあるところというか、もはやプチうどん県がここにあるー!(゚д゚)!
うどん県に居るときは1年に1回は金比羅さんに登ってたんですけど、あの場所にいると特に何とも思わなかったんですが、こうして見ると結構独特な鳥居ですよね。

三豊が留寿都の友好都市だったとか、へぇ~ってなる知識がいっぱいです!
あと鳥取とか広島とか山口とか、こうしてみると西日本の地名が多いですね~!やっぱり新天地を求める人の数が多かったのかな?そういや映画「北の零年」も徳島からの移住者の話だったような。

北海道にいるうち苫前の金比羅仁者にも行けたらいいなぁ~!(*´∀`*)

Re: めろ子さん

> こんにちわ~!(*´∀`*)
めろ子さん、コメントありがとうございます。

> おおお!!!
> めっちゃくちゃガッツリうどん県の関わりがあるところというか、もはやプチうどん県がここにあるー!(゚д゚)!
うどん県が深く関わっている苫前町香川。 国道を普通に走っているとあっという間に通りすぎてしまう場所です。
ちょっと前に苫前で仕事があった時に香川のことを知って、調べてみたくなったので行ってきました。

> うどん県に居るときは1年に1回は金比羅さんに登ってたんですけど、あの場所にいると特に何とも思わなかったんですが、こうして見ると結構独特な鳥居ですよね。
北海道の金比羅さんといえば初山別村のが有名ですよね。 広島の厳島神社と同じ海に浮かぶ鳥居は村の名物です。あと根室のも有名ですかね。
そんな訳で苫前の金比羅さんはまず誰も知らない場所です。

> 三豊が留寿都の友好都市だったとか、へぇ~ってなる知識がいっぱいです!
留寿都の隣の洞爺湖町が三豊市の友好都市でした。申し訳ありません。。。

> あと鳥取とか広島とか山口とか、こうしてみると西日本の地名が多いですね~!やっぱり新天地を求める人の数が多かったのかな?そういや映画「北の零年」も徳島からの移住者の話だったような。
これは、何となく西日本の地名を多く挙げたので、秋田・岩手(中頓別町)とか山形(由仁町)とか愛知(せたな町)など東日本の地名もちゃんとあります。

> 北海道にいるうち苫前の金比羅仁者にも行けたらいいなぁ~!(*´∀`*)
札幌からでもかなり遠いですよ~ まさに畑のある丘のど真ん中なので土地勘(カーナビ)が無いと大変です。
国道沿いに沿岸バスの「北香川」や「香川3線」バス停がありますがそこからでも少し遠いです。
大きな休みがある時にレンタカーなど車で訪問するしか無いかなあ・・・

素敵な交流記事

あーー、これがめろ子さんがマヤちゃんブログ内で言われていた記事なの
ですね!
ブログのいい所って色々とあるのですけど、
こうやってリアルでは知り合う機会がなさそうな皆様たちとも
色々な形で接点を持てたり、共通の話題で盛り上がる事が出来るというのも本当に素敵なものがありますね!

あい様も素敵ですけど、ここには登場していないですが、
マヤちゃんもとっても可愛くて、あれを見る度になんか私も思わず
いつもにこ~っとなってしまいそうです・・(笑)
冬音さんのドールの皆様たちは「和」のイメージがあるのですけど、
マヤちゃんたちは「洋のイメージ」というか今風というお二人の
違いも楽しいです。

道内には、元済んでいた場所からの地名に由来するというのも耳にはしますけど「香川」という件名がこうやって道内にも存在しているもの
なのですね!
北海道の吹奏楽の名門に札幌白石高校という学校があるのですけど、
もしかしてあの白石というのは、宮城県の白石市にも由来が
あるのかもしれないですね。

Re: ぬくぬく先生さん

ぬくぬく先生さん、コメントありがとうございます。

> あーー、これがめろ子さんがマヤちゃんブログ内で言われていた記事なの
> ですね!
向こうの方で紹介してくれると思っていなかったので、嬉しかったですね。

> ブログのいい所って色々とあるのですけど、
> こうやってリアルでは知り合う機会がなさそうな皆様たちとも
> 色々な形で接点を持てたり、共通の話題で盛り上がる事が出来るというのも本当に素敵なものがありますね!
北海道だけでも広いし、北海道以外の地域の方と共通の話題で盛り上がれるのは良い時代なのかなと思います。

> あい様も素敵ですけど、ここには登場していないですが、
> マヤちゃんもとっても可愛くて、あれを見る度になんか私も思わず
> いつもにこ~っとなってしまいそうです・・(笑)
分かります~ マヤちゃんは「元気なイメージ」があります。

> 冬音さんのドールの皆様たちは「和」のイメージがあるのですけど、
> マヤちゃんたちは「洋のイメージ」というか今風というお二人の
> 違いも楽しいです。
着物とか浴衣ばかりなので、「和」のイメージになってしまいますよね。
洋服は少ないので、「和」のイメージでこれからもやっていこうと思います。

> 道内には、元済んでいた場所からの地名に由来するというのも耳にはしますけど「香川」という件名がこうやって道内にも存在しているもの
> なのですね!
道内にはこうした地名が少なからず存在します。 残念ながら埼玉由来のは見つかりませんでしたが・・・

> 北海道の吹奏楽の名門に札幌白石高校という学校があるのですけど、
> もしかしてあの白石というのは、宮城県の白石市にも由来が
> あるのかもしれないですね。
その通りです! 宮城の白石市は札幌市白石区と友好都市の関係を結んでいます。
白石区の由来は、維新後明治4年に白石(宮城県)を治めていた片倉家の家臣が蝦夷地開拓のためにこの地に移住し、白石村と命名しました。その後、昭和25年札幌市と合併し昭和47年に政令指定都市となった時に白石区となりました。(白石市HPより)

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